自分のウェブサイトに訪問者が来たら、できるだけ長くいてもらって、最終的には収益につながって欲しいものです。収益につながるとは、ニュースレターの購読、アポイントの予約、商品の購入を意味します。 あるいはウェブサイトによっては全く違うゴールがあるかもしれません。
しかし、訪問者がそのゴールを果たすことなウェブサイトを離れてしまったとしたどうでしょう?どうして離脱したのかがわかるでしょうか? サイトの情報不足からでしょうか、商品が高すぎるのでしょうか?それを探るために出口調査を設定してウェブサイトに追加することができます。 このブログ記事では、その方法を説明します。
出口調査とは何でしょうか?
出口調査は、サイト訪問者がWebサイトを離れるときに表示されるアンケートの一種です。
たとえば、訪問者がサイトを離れようとマウスカーソルをブラウザのツールバーに向かって移動したときにアンケートをポップアップ表示させることができます。その時、サイト訪問者になぜサイトを離れようとしているのかを尋ねることができます。
これは訪問者がなぜウェブサイトを離れたのか、なぜ彼らはウェブサイトやページ毎のゴールまで到達できなかったのかについての情報を得られるのでとても貴重な機会になります。
なぜ訪問者はすぐにウェブサイトを離れるのでしょうか。
ウェブサイトのコンテンツが訪問者のニーズを満たしているかどうかを調べるために、最初のステップはあなたのデータを調べることです。 Googleアナリティクスでは、どのページまたは投稿が最も高い直帰率で、どのページや投稿が最も高い離脱率なのかを簡単に確認できます。
このケースでは、高直帰率、高離脱率の2ページで出口調査を設定することになります。 しかし、ページを詳しく見ると、高い直帰率や離脱率の理由が簡単に説明できる場合があります。
弊社Yoast.comウェブサイトで見ると、かなりの数のブログ投稿が高い直帰率と離脱率になっています。 これは、訪問者が特定の情報を探していて、最初のブログ投稿でその情報を見つけてサイトを後にしたことを意味します。
高い直帰率や離脱率が必ずしも悪いというわけではありません。 もちろん、投稿のさまざまな側面を関連させて、サイト訪問者が他のページや投稿もクリックできるようにしますが、優先順位はそれほど高くありません。
どのページから始めたらよいでしょうか?
データを見て、Webサイトのページや投稿を分類することができます。 Yoast.comでは、短時間で多くの回答が得られるように、いくつかのブログ投稿をまとめることもできます。
あなたのウェブサイトで似たようなコンテンツがあるなら、同じようにすることがでいます。 たとえば、店舗を運営していたら、あらゆるカテゴリページで出口調査を実行して、訪問者がそのページについてどう思うかを調べることもできます。
どのページが最も利益になりやすいか分析して、そこに重点をおきましょう。 注文を完了する前にサイト訪問者の50%以上がカートを離れてしまい、その分収益のチャンスが失われているのです。
ウェブサイトの中で最も重要なページを選ぶことがいかに大切なことかがお分かりいただけるでしょう。
出口調査
どのような質問をするかはページの種類によって変わります。ページでの主なゴールとページを離れる訪問者からどのような情報が欲しいか検討してください。以下に挙げるのは、各ページの例です。
カートページ
・今日購入を決定しなかったのはなぜですか?
・購入を決定する前に何か質問がありますか?
商品ページ
・何か情報が足りないでしょうか、どうしたら購入を決定しやすくなるでしょうか。
・商品を購入する際の最大の懸念は何ですか?
購入後
・チェックアウトプロセスについて何か改善して欲しい点はありますか?
・(製品名)を選択する前に、他にどんなものを比較検討しましたか?
情報ページ/ブログ投稿
・今回知りたい情報を見つけることができましたか?
・このサイトや商品友人や同僚に推薦する可能性がどのくらいありますか、またなぜですか?
きっとさっそく始めようと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか!
調査回答をどう扱うか
トップタスクアンケートについても弊社ブログ記事を読んでいるかもしれません。 記事では、オンライン調査の回答を分析する手順を説明しています。
出口調査のアプローチは、トップタスクアンケートの分析と変わりません。
1.回答を分類する
2.最大の問題を発見する
3.行動計画を立てる
4.特定のページを改善する -ウェブサイトが十分に大きいときは改善点のA/Bテストをする
5.結果に集中する
出口調査を始めるためのツール
このような調査を作成するためのツールがいくつかあります。 現在弊社はHotjarを使用していますが、独自のデザインを作成しGoogle Tag Managerで実装することも計画中です。
オンライン調査を設定するためのその他のツールは以下のとおりです。