人気のCMSにとってWordPressのメディアライブラリは欠かせません。画像を簡単に最適化できたり、一括で大量に管理できたり……そういった機能がユーザーエクスペリエンスを向上させてくれるのです。
今回は、WordPressサイトでメディアファイルをさらによく活用するための、無料のプラグインをご紹介します。
Enable Media Place
WordPressの厄介な所は、一つ以上の場所からリファレンスされたドキュメントや画像を置き換えなければいけないことです。これは、サイトが大きければ大きいほど困難になります。Enable Media Replaceを使うと、「新しいファイルを前と同じ場所にアップロードする」か、それとも「新しいURLを使って新しいファイルをアップロードし、ファイルのリファレンス全てにその新しいアドレスを反映させる」かを選択できるのです。
Media from FTP
もしWordPressサイトにアップロードするメディアファイルがたくさんあるなら、Media from FTPを使うと作業時間をぐっと短縮できます。ファイルをFTP経由でアップロードすると、WordPressメディアライブラリに登録してくれます。さらにディレクトリをチェックして定期的にアップロードをスケジュールすることもできます。
Enhanced Media Library
メディアを必要な形に合わせてカスタマイズができます。ファイルを様々な方法でカテゴライズし、タグをつけられます。さらに、メディアをWordPressのバックエンドとフロントエンドの両方でどう選別し、表示させるかも決めることができるのです。
Quick Featured Images
自分の投稿したWordPressのアイキャッチ画像を大量に管理することができます。複数の投稿ページ上でアイキャッチ画像を設定、削除、もしくは置き換えます。また、投稿カテゴリやタグなどのプロパティをベースにデフォルトのアイキャッチ画像を設定できます。
Media Credit
ウェブサイト上の写真やグラフィックの帰属表示を簡単にできるのがMedia Creditです。ある特定の人に帰属するファイルを管理してアーカイブで表示させることも可能です。
Media Cleaner
メディアプレーヤーが、使わなくなったファイルであふれかえってしまった経験は誰しもあるでしょう。Media Cleanerを使えば、現在使用されていないファイルを選別し、サーバーから削除してくれます。
Media Files Background Color
背景が透明で白か薄い色を使ったイメージをライブラリで使うと、なかなか見えづらいものです。こちらのプラグインはイメージの背景に色を加えてくれるので、メディアライブラリ内でより見やすくなります。
Imsanity
大きなサイズの画像のアップロードを自動でサイズ調整してくれるのがImsanityです。画像の最大の大きさとJPGのクオリティを設定しておけば、あとは自動で調整されます。
Image Watermark
メディアライブラリを通したアップロード、もしくは既存の画像を大量に追加するようなアップロードに対し、自動で画像に「透かし」を追加できます。右クリックで画像をコピーする機能も自動で無効に設定できますよ。
Compress JPEG and PNG Images
TinyJPEGとTinyPNGの圧縮サービスを使ってウェブサイトの画像サイズを最適化することができます。特に背景が透明なPNGイメージ(さらに複雑なものでさえも)のファイルの大きさも小さくできます。
メディアをもっと管理しよう
WordPressの良いところは、一人一人のニーズに合わせて機能をカスタマイズできるところです。上記のプラグインを活用し、用途に則した合理的なメディアプレーヤーを作りましょう。
(※本記事は10 Free Plugins for Taming the WordPress Media Libraryを翻訳・再構成したものです。)