日本だとオンラインデートはやや色眼鏡がついた目線で見られることが多いですが、欧米では以前から結構ポピュラーな恋愛方法になっています。
どの程度ポピュラーかと言うと、例えば「Tinder」というオンラインデートアプリがありますが、「Tindering」(Tinderを利用すること/出会いを探すこと)という動名詞が派生し、辞書に登録されるほどだったりします。
さてそんなデートアプリにもユーザーから「こんな機能がほしい」という要望があります。アプリ開発者も大切なユーザーからの要望なので、可能な限り応えようとするのがデベロッパーの矜持というもの。でもその中にはすぎる不思議すぎる要望も……。
しかしこうした要望・不満は新しいテクノロジーのヒント。アプリ開発者の目にこうした不思議すぎるユーザーからの要望はインスピレーションを与えてくれるかもしれません。
今回はそんなデートアプリの不思議すぎる機能への要望の一部をご紹介します。
【1】性器認識機能
理由はおそらく……この機能を求めているのは女性ユーザーでしょう。なぜと言われても誰もうまく説明できませんが、送られてくるんでしょうね、きっと。
そういう画像を認識して削除/修正してくれる機能が待ち望まれているそうです。
【2】初デート提案機能
アプリ上でうまく距離を縮めようやく「初デートを…!」という時に、トンチンカンなデートプランを提案してしまったら、それまでの努力も水の泡かもしれません。
そんな時にアプリ側で「おふたりで映画でもどうですか?」と提案してくれる機能があれば……まぁ断られたとしても、それはアプリのせい!?
【3】他のユーザーからブロックされているユーザーを知る機能
オンラインデートとは、どこまで言っても見知らぬ者同士の不特定多数の集まり。中にはメッセージ交換をするだけ「時間の無駄」というユーザーも一定数いるのは確かなのでしょう。
【4】ランダムメール送信機能
デートアプリにおいて、特に男性ユーザーは「返信ゼロ上等!」で臨まねば勝機はありません。1通1通真心をこめるほど人生の時間は長くないのも事実なのですね……。
【5】相手へ通知が飛ぶ前にアクションを取り消す機能
プロフィールを見て全く興味がない相手なのに「お気に入り」マークを誤タップ。これって誰も悪くないんですけど、誰も得しないんですよね。
【6】相手の友人からの「証言」機能
不特定多数が集まるデートアプリだからこそ、お相手の人がその友人からどんな評価をされているのか?って気になりますよね。もしそこで酷評だったら……
【7】自分の相手が何人とチャットしているかわかる機能
これを知っても誰も得しない気もしますが、どうなんでしょうね……。付き合ってるわけじゃないから何人とチャットしてようが自由ですが、いやでもどうなんでしょうね?
【8】ブザー機能
「あなたのそういう行為が嫌がられていますよ」という警告をブザーで知らせる機能です。言いにくいこともブザーなら!?
【9】フォントを選べる機能
デートアプリのプロフィールこそ人柄をアピールするもの。それゆえフォントタイプもその人の人柄を表現するひとつの手法になりそうですね。
【10】送ってしまったメッセージを編集する機能
これはすべてのメッセージアプリに欲しい機能だと思います。ましてデートアプリで名前を呼び間違えた日にゃ……
【11】「理想のカップル」リスト機能
「どんなカップルになりたいか?」って案外みんなバラバラなもの。有名人のカップルでも、創作物のカップルでも、両親でも、どんなカップルになりたいか?のリストは確かに役立ちそうですね。
【12】現実の世界を思い出させてくれるリマインド機能
デートアプリで、メッセージ交換が始まると面白いものです。昼休みにメッセージを返したつもりが気が付けば2時間経っていた、なんてことがないよう現実世界に引き戻す機能は必要かもしれませんね!
(※本稿は「14 dating app features that
need to exist」を翻訳・再編集したものです)