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WordPressのWebメールが送信できない場合の対処法

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Speckyboy is an online magazine for designers with its focus on sharing helpful resources, exploring new techniques, sharing useful tips, and inspiring you to build a better web.

本記事は、How to Troubleshoot WordPress Website Email Issues
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約4分2秒

WordPressのWebメールが届かない、迷惑メールに振り分けられるといったトラブルはよくあることで、以前もお話ししましたがEメールとは厄介なものです。しかし、これらのメッセージは見込み客からの問い合わせフォーム、自動セキュリティ通知、eコマースの注文である可能性があるので重要なものです。メッセージが送信されないということは、顧客を逃すことになります。

 

メールが送信されない、迷惑フォルダに振り分けられるといった問題へのトラブルシュートはWebデザイナーの仕事になります。メッセージのトッラッキングは気が遠くなるような作業です。私たちはデザイナー、デベロッパーであってもITの達人ではありません。

 

しかし、問題は簡単に解決できます。以下は、WordPressのサイトメールで何が不具合を起こすのか、再びメッセージが送信されるようになる対処法と共に見ていきましょう。まず、メール送信の不具合を直すには問題の原因を見つけなければなりません。突き詰めると、Webサーバとスパムフィルター制限の厳しさが問題の原因であることが非常に多いです。

 

 

Webサーバが本当にメールを送信しているか?

最初に確認が必要なのは、Webサーバーが本当にメールを送信しているかどうかです。あまり多くない事例ですが、何かがメール送信を妨害している場合があります。WordPressにはPHPのビルトインを使った独自のメール機能がありますが、Webホストがセキュリティ設定によりPHPメールをブロック、もしくはスパムフィルターがブロックしている可能性があります。

 

 

WebサーバーによるEメール送信のトラブルシューティング

Gravity Forms などのフォーム作成プラグインは問題追跡を簡単にする有益なエラーメッセージを提供してくれます。あるいはCheck Emailはメールが送信されたかどうか確認することを可能にします。その後 WP Mail Logging といったプラグインを活用することで、サイトに関連したエラーを見つけ状況を深堀りすることができます。

 

プラグインがメール送信を妨害している場合もあります。例えば、Webサイトから送信されたメールをブロック、操作するように作成されたプラグインがあります。この場合、それらの機能を無効にして問題が解決されるか確認してください。

 

上記全ての方法がダメならば、Webホストのテクニカルサポートに相談するのが良いでしょう。

 

 

 

Webサイトからのメールが迷惑メールに振り分けられる

迷惑メール自体が問題視されている今、フィルターはより厳しくなってきています。一部メイルサーバーのプロバイダーは慎重になっています。Gmailで上手く機能することが、Outlookで機能するとは限りません。逆も然り。有名な2社で比較しましたが、この世には何千というプロバイダーが存在しこれは全てのプロバイダーに当てはまることです。

 

 

WordPressのメールがスパムフィルターと上手く付き合うには

異なるプロバイダー同士でも、スパムフィルターを通過できるようにする方法は同じです。簡単な方法を3つ紹介しましょう。問題の程度により段階別になっています。

 

 

差出人アドレスの変更:

かつてのメールフォームでは、差出人アドレスからフォーム投稿者へ通知が届くように設定されることが一般的でした。しかし、近頃この方法ではフィルターを通過することができません。手っ取り早い方法は、差出人アドレスをドメイン名に変えることです。理想はno-reply@yourdomain.comといった専用のアドレスを作ることです。その後、返信先アドレスを設定します。

 

理屈ではこの工程を行うことで、フォーム投稿者への返信を容易にする一方でスパムフィルターの通過を可能にします。もしメールの為にWebホスト使用しているのであればこの方法が最も上手く機能するとされています。外部のメールプロバイダーを使用している場合はドメインメールを設定してもフィルターに拒否されてしまうので注意が必要です。

 

WordPressのSMTPプラグインを使用する

SMTPプラグインはWebメールが、送信先のサーバーまで直接送信されることを可能にします。中継地点を飛ばすことで、サーバーがメッセージが送信される先を正しく認識することを保証します。

 

広く流通しているプラグインにはWP Mail SMTP、Easy WP SMTP、Post SMTP Mailer/Email Log などがあります。基本的な機能に変わりはありませんが、それぞれに便利な機能があります。Webメール専用のアカウントを持つことをお勧めしますが、それには以下の情報が必要です。:

 

・ パスワード

 

・ 送信メールサーバー(SMTP)名とポート番号

 

・ 暗号化方式 (SSL/TLS)

 

・ 認証方法

 

この解決方法とは要するに、自分の気に入ったSMTPプラグインを選びメールアカウントに設定することです。そして、実際にメールが送信されているかどうかテストします。その際、プラグインのビルトインテスト機能もしくは実際にWebサイトに連絡することでテストすることができます。

 

Gmailには[安全性の低いアプリの許可]というアカウントの保護を目的とした機能がありますが、この機能によってエラーが度々起こっていることから、メールプロバイダーにWebサイトの情報を提供することは意味がありません。

 

 

 

メール配信サービスを導入する

メール配信サービスは様々な状況において便利なオプションです。メールサーバーに問題があった場合まず頼りになるものです。Webメールがミッションクリティカルな場合も同様です。これらのサービスはMailchimp、Mailgun、SendGridなどのプロバイダーでメールが確実に最終目的地に到着することを保証します。容量が多いWebサイトは例外ですが、制限無しでサービスを利用できます。

 

メール配信サービスができることは多様です。独自のSMPTサーバーを提供するプロバイダーもいれば、すでにあるサーバーをAPIを通じ認証するサーバーも存在します。DNSにレコードを追加することにより、ドメインオーナーシップを有効化する必要がある場合もあります。もしトラブルに遭遇しても、メール配信サービスは実践的な情報を提供します。直帰率やスパムスコアなどの情報のレポートが閲覧可能です。いくつかのSMTPプラグインにはこれらのサービスが組み込まれています。一部Mailgun やSendGridなどには独立したプラグインがあります。

 

 

メール送信の問題を解決

WordPressのWebメールに関する問題は頻繁に起こります。 トラブルシュートを完璧に行う鍵は、原因を特定することです。サーバの問題、若しくはスパムフィルターの問題でなくても、WordPressのプラグインで原因を追求、再度機能するよう直すことは可能です。

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