Vue.jsとは何でしょうか?
Webインターフェース作成のための、軽くて進歩的なJavaScriptのフレームワークです。
本記事では、Vue.jsの実例をご紹介します。SEOフレンドリーなeコマースのアプリです。
1.環境設定
まず、vue-cliを使ってVueアプリの足場を作っていきます。
これにより、vue-loaderを使い、基本的なコンフィグを含むvue-snipcartフォルダを作成します。同時に、単一ファイルコンポーネントの作成が可能になります。
このデモをよりリアルなものにするために、vuex、vue-router、prerender-spa-pluginの三つのモジュールを追加します。
新しいvue-snipcarプロジェクトフォルダに行き、以下のコマンドを実行してください。
さらに以下の四つのパッケージをインストールします。
2.組み立て
それでは全てを組み立てていきます。まずvuexストアからです。これを使い製品情報の保存/アクセスを行います。
2.1 ストアの構築
srcフォルダに、3つのファイル(state.js/getters.js/index.js)と共に ストアフォルダを作ります。
2.2 ルーターの構築
製品のリストがあるホームページと、各製品の詳細ページを作ります。そのために、2つのルートを登録します。
2.3 全てをリンクさせる
ここでは、ストアとルーターをアプリに登録します。src/main.jsを以下のようにアップデートします。
3.Vueコンポーネントを作り上げる
データを見せるために、以下の3つのコンポーネントを使用します。
Home…製品リストの表示
Product…各製品のためにHomeコンポーネントにより使用される
ProductDetails…各製品ページ
4.アプリの作成
App.vueファイルを開き、更新するため以下のスクリプトを実行します。
そして最後にsrcフォルダに新しいフォルダを作成し、index.htmlファイルをそこに移動し、更新します。
5.Vue.js SEOとPrerenderプラグイン
プリレンダリングは簡単にクローラー可能な軽くて早いフロントページの維持に役立ちます。webpackファイルへ行き、以下の宣言をトップレベルエキスポートに加えます。
※その他SEO対策として重要なこと
- ・適切なメタタグとサイトマップをアプリページに追加する。
- ・優れたコンテンツが重要。
- ・HTTPS接続は、Google公式のランキング要素である。
- ・モバイルファーストインデックス、モバイルフレンドリーも、ランキング要素である。
※本記事は、Vue.js Tutorial: An Example to Build and Prerender an SEO-Friendly Siteを翻訳・再構成したものです