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iOS 12 新機能とアップデートまとめ

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本記事は、What’s New In iOS 12 | 22 Biggest Changes and Added Features
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約8分9秒

WWDC 2018で、AppleはiPhoneとiPadの新しいオペレーティングシステムiOS 12を発表しました。今回のアップデートでは、より多くの新機能を導入する代わりにパフォーマンスの向上とバグの除去に重点が置かれました。

 

安定版は今秋まで利用できませんが、同社は数十の改善点を紹介し、期待できる機能が追加されました。拡張現実やFaceTimeから、プライバシーやセキュリティに至るまで、iOS12に搭載される最新の機能すべてをご紹介します。

 

22. 「ポートレートライティング」とQRコードリーダーを改良

カメラの「ポートレートモード」では、被写体を識別し、より正確に被写体と背景が自然になじんだ写真が撮影することができます。

 

QRコードを簡単にスキャンできるように、カメラはフレーム内でQRコードを強調して表示されるようになりました。また、コントロールセンターに追加して簡単にアクセスすることもできます。QRコードをスキャンしたい時は、コントロールセンターを下にスワイプしてQRアイコンをタップしましょう。

 

21.  アプリの終了方法がより簡単に

以前のiOSバージョンでは、アプリを閉じるには3つの手順が必要でした。上にスワイプし、アプリスイッチャーでカードを長押しし、マイナスボタンをタップします。これはiOS12でより簡単になりました。必要なのは、閉じたいアプリを1回スワイプし、もう一度上にスワイプするだけです。

 

20.  iPhone XのようなジェスチャがiPadで

AppleはiPadからホームボタンも削除することができます。iPadでiOS12を実行している場合は、ディスプレイの下(Dock上の任意の場所)から上にスワイプしてホーム画面を表示できます。また、iPadでコントロールセンターを開くには、画面の右上隅から下にスワイプするだけです。以前のジェスチャとショートカットは変わらずすべて機能しますが、新しいジェスチャとショートカットがより便利な場合があります。

 

19.  誤スクリーンショットの改善

iPhone Xの発売以来、ユーザーは不要なスクリーンショットをキャプチャするという問題について不満を漏らしています。スマートフォンを手に取るとき、誤ってスクリーンショットになることがあります。

 

iOS 12でこの問題が発生することはありません。スマートフォンのロックが解除された後、またはディスプレイが数秒オンになった後にのみ機能するためです。

 

18.  バッテリーの使用状況がより詳細に

「設定」の「電池」セクションに、スマートフォンの電池の消費状況の詳細が表示されるようになりました。過去10日間または過去24時間のバッテリー使用状況が表示されます。新しいグラフが表示され、時間の経過に伴うバッテリーのレベルと、デバイスを最も使用している期間が示されます。

 

17.  システムパフォーマンスの向上

パフォーマンスが大幅に向上するまではこれをアップデートと呼ぶことはできないかもしれません。Appleは、iOS 12はより高速で、応答性が高く、流動的であると主張しています。アプリの起動速度は最大2倍速くなり、ロック画面からカメラ起動が以前よりも最大70%高速化され、入力の応答性が向上しています。特に多数の共有拡張機能を使用している場合は、共有シートがすばやく表示されます。

 

16.  Face IDの2つの顔が可能に

iOS 12では、デバイスを他の人と共有できます。iPhone Xで2つのFace IDを登録できるようになりましたが、両方の登録情報をクリアせずにFace IDをリセットすることはできません。この機能は、次のiPadでも導入される可能性が高いでしょう。

 

15.  ARファイルの新しいフォーマット

AppleはARに多くの重点を置いています。彼らは(Pixarとともに)USDZ(Universal Scene Descriptionの略)と呼ばれる新しいARファイル形式を作成しました。

 

USDZはアーカイブですが、元の要素の品質を維持するために圧縮や暗号化を採用していません。編集ツール用にUSDZのコンテンツにアクセスするには、ファイル形式を解凍する必要があります。

 

14.  ウォレットに学生IDが追加

iOS 12では、学生は自分の学生IDをウォレットアプリに追加できます。Appleデバイスを使用して、図書館や寮、学生のイベントなどにアクセスできます。ウォレットのIDカードを使用して、スナックや夕食、ランドリーの料金を支払うこともできま

す。

 

13.  新しい「計測」アプリ

iOS 12には、物体の距離や寸法を測定するための仮想定規として機能する、「計測」という新しい拡張現実アプリが搭載されています。App Storeにあるすべての拡張アプリケーションの約7%が計測アプリであり、Appleはこれを廃止することを決定したようです。

 

12.  ARKit 2

 

Appleは、開発者向けARアプリをさらにダイナミックにするのための新しいプラットフォーム「ARKit 2」を発表しました。精度が上がった顔追跡、3Dオブジェクト認識、リアルなレンダリングを備えています。

 

ARKit 2を使用すると、複数のユーザーがプロジェクト(たとえば家のリフォームなど)で共同作業を行ったり、ゲームをプレイすることができます。また、開発者は「観客モード」を統合して、家族や友人に別のiPhone/iPadからのゲームプレイの最高のビューを提供できます。

 

11.  Siri ショートカット

Siriは、「ショートカット」という新しいアプリを介して割り当てることができるクイックアクションを通じて、はるかに多くのことを実行できるようになりました。たとえば、「オフィスに行く」というショートカットを作成してDNDモードをオンにしたり、昼食を持参することをリマインドしたり、家の証明をオフにするように通知するなどのアクションを割り当てることができます。

 

これを実行すると、「Hey Siri、オフィスに行く」と言うと、システムはこれらすべてのアクションを実行します。Siriはまた、毎日のルーティーンと他のアプリを組み合わせて、必要なときに適切なショートカットを提供します。たとえば、あなたがオフィスに行く途中で定期的にコーヒーを購入している場合、Siriはその習慣を学習し、注文するように(ロック画面で)通知します。

 

10.  Apple News とStocks

ついに、Appleは付属のStocksアプリに実際の作業を加えています。株式市場で最新の状態に保たれるようにアプリが再設計されました。営業時間外の株価をサポートしており、間もなくiPad用にも発売される予定です。

 

このアプリには、フォローしている市場や株式に関連する可能性のあるApple Newsのコンテンツも表示されます。 Apple Newsを使用すると、お気に入りのトピックに直接ジャンプしたり、新しいトピックを見つけたりすることが簡単になります。サイドバーをタップする(iPadの場合)か、下にスワイプする(iPhoneの場合)だけで、お気に入りのチャンネルやトピックにジャンプできます。

 

9.  Apple Books とボイスメモ

Apple Booksのアップデート版では、お気に入りの著者を見つけたり、読んだり、聞いたりするのが簡単になります。すべての本を1か所にまとめ、読んだり検索したりした内容に基づいて適切な推奨事項を表示する、新しい「今すぐ読む」タブがあります。読書を便利にするために追加された「True Dark」モードを気に入るはずです。

 

Appleはまた、最も過小評価されているアプリの1つであるボイスメモを再設計しました。 個人的なリマインダーであろうとオフィスでのプレゼンテーションであろうと、ボイスメモを簡単にキャプチャできるようになりました。すべてのメモはiCloudを使用してすべてのAppleデバイス間で同期されるため、iPhoneでメモを記録し、Macのリソースを活用して生産性を高めることができます。

 

8.  グループFace Time

要望の多かった機能がついに登場しました。これで、FaceTimeを使用して最大32人とビデオチャットができます。グループ通話の設定がこれまでになく簡単になりました。 iMessageグループの会話から直接通話を開始したり、いつでもアクティブな通話に参加したりできます。

 

チャットを盛り上げるために、さまざまなアニ文字、フィルター、図形、テキスト効果を追加できます。この機能は、Face Time Audio経由でのみ通話に応答できるApple Watchを除くすべてのAppleデバイスで機能します。

 

7.  進化したアニ文字

Appleはミー文字という新しいタイプのアニ文字を導入しています。あなたの気分や性格に合わせてミー文字を作成できます。数え切れないほどのカスタマイズオプションを提供する新しいツール「ミー文字メーカー」もあります。たとえば、好きなだけ異なるエゴや表現を自分に与えて、FaceTimeやメッセージで使用することができます。 最長30秒間の録画を送信できます。

 

iOS 12には、4つの新しいアニ文字と、ウィンクしたり舌を出したりするのを認識できる進化した顔を追跡する機能が搭載されています。ただし、網膜や舌の動きを追跡するほど進んでいません。

 

6. 写真の検索と共有がより簡単に

iOS 12には、スマートな検索候補が付属しています。ハイキングや水泳などのカテゴリや主要なイベントに基づいて写真が表示されます。また、人や場所で写真を検索することもできます。Photoアプリは、場所と時間別に400万を超えるイベントのインデックスが作成されます。つまり、より短い時間であなたが探している正確な写真を手に入れることができます。

 

開発者はまた、アルバムからの貴重な思い出を表示し、どの写真を誰と共有するかをインテリジェントに提案する新しい「For You」タブを導入しました。

 

5.  プライバシーポリシーの強化

「Safari」は、サイト内のコメント欄やシェアボタンなどを利用して、許可なく個人データを追跡するのを防ぎます。広告主がデバイスの設定にアクセスすることはできないため、ウェブ上で自分の好みに合わせた広告が何度も表示され、不快な思いをすることが減るでしょう。

 

4.  パスワードの管理を強化

セキュリティを向上させるために、iOS12はいくつかの新しいパスワード機能を導入しました。 まず、アプリとSafariブラウザーで強力なパスワードを自動的に生成、自動入力、保存します。すべてのパスワードはiCloudキーチェーンに保存されます。

 

また、Siriはあなたのパスワードの操作を手伝うのに十分賢いでしょう。ただし、Appleはそれがどのように機能するかについて多くの情報を提供していませんでした。

 

パスワードの作成がこれまでになく安全になりました。いずれかのアカウントですでに使用されているパスワードを入力すると、そのパスワードにフラグが付けられ、システムはそのパスワードを再度使用しないように通知します。強力なパスワードが自動的に生成され、キーチェーンに保存されます。

またこの自動入力は「2ファクタ認証」を合理化させています。システムはSMS経由で受信したワンタイムパスコードをその場で表示させるため、コードを記憶したり、再度入力しする必要はありません。ただし、この機能は、Authyなどの他の2ファクタ認証アプリでは機能しません。

 

また、AppleTVなど、iOSで実行されている近くのデバイスからパスワードを簡単に転送したり受信することができます。

 

3.  おやすみモードの改善

Appleは、おやすみモードにいくつかの改善を加えました。これで、場所と特定の時間枠に基づいてサイレントを設定できます。たとえば、このモードは「今日の午後まで」、または病院でオンにできるため、定期健診に行くたびに、電話は自動的にサイレントを起動します。

 

「おやすみモード」はまた、夜間の通知を無音にし、朝に再びロックを解除するまでディスプレイを暗くします。

 

2. 通知をグループ化

iOS通知センターにおける最大の改善点の1つは、通知のグループ化です。これは、コンテキストとアプリによってグループ化されるようになりました。タップして特定の通知を確認し、1回のスワイプでスレッド全体を消去できます。

 

通知管理機能は、1日を通して中断を減らすための新しいソリューションを提供します。ロック画面から、特定のアプリから通知センターに通知を送信したり、通知を完全にオフにしたりできます。さらに、Siriは、頻繁に使用しないアプリケーションに基づいて、オフにする必要があるアラートを提案できます。

 

1. スクリーンタイム

Googleのように、Appleは「Digital Wellness」に参入しています。「スクリーンタイム」と呼ばれる新機能により、Appleはデバイスに費やす時間をより細かく制御できるようになりました。これには、アプリに費やされた時間、デバイスを手に取る頻度、最も多くの通知を送信しているアプリが含まれます。

 

自分あるいは子供が特定のアプリの使用時間を制限することができます。これは、携帯電話の使用状況を理解して管理するのに優れた機能です。簡単にアクセスできるように、ホーム画面上にスクリーンタイムをウィジェットとして設定できます。

 

親や保護者は、自分のiPhoneとiPadで子供のアクティビティレポートを見ることができます。子供がデバイスを使用できる期間に制限を設けることができます。電話や学習アプリなど、制限を超えた後でも常に利用できる特定のアプリを選択することもできます。子供たちはデバイスの使用時間を要求することができます。宿題が終わったご褒美として子供たちに与えるのに最適な機能です。

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