ウェブ開発においてJavaScriptは欠かせないものとなりました。
それと共に、JavaScriptの使用を助けてくれるフレームワークも早いペースで進化を続けています。
もし既にいくつかのフレームワークをご存知で実際に使っていたとしても、2017年に突然時代遅れになってしまうという可能性があるのです。
そこでこの記事では、2017年にJavaScriptフレームワークがどういった動きを見せるのかを解説していきます。
もしまだフレームワークを使っていないのなら、今年こそ始めましょう。ジムに通うという新年の目標よりはずっと簡単なはずです。
・Node.jsの状況
Node.jsは聞いたり触ってみたことがある人が多いのではないでしょうか。
他のオープンソースプロジェクトで拡張し機能を追加することができる便利なものですが、2017年にはKeystone.jsというものが登場しています。
Node.jsよりもはるか上の機能を提供してくれます。
Keystone.jsはNodeをはじめMongoやExpressとも協調して動作し、何よりまだ最新です。
あなたのフィードバックが今後の開発に活かされていくでしょう。始めるなら今です。
・Reactはどうなった?
Reactは未だに巨大なままですが、一方で軽量なフロントエンドフレームワークが多数登場しています。
そのためReactは少し時代遅れになってきています。
しかし、それだけの理由でReactを捨てる必要はありません。むしろ逆なのです。
多くのプロジェクトがReactを活用しており、そこには確かなメリットが存在します。
Reactの利点は健在というわけです。
Facebookもそのひとつで、UI制作における使い勝手の良さは決して見逃されるべきではありません。
ですから乗り換えるよりも、他のものと組み合わせて使ってみる方がいいでしょう。
たとえばMeteorです。Meteorはどのフレームワークとも組み合わせることが可能ですが、Reactと共に使えば素晴らしい成果をもたらしてくれます。
この2つの組み合わせは特にソーシャルメディアサービスを作るのに適しています。
・AngularやReactはまだまだ強い
Angularも、次世代のAngular 2が登場しています。
数々の改善が含まれているのですが、もし学習しようと思うなら先にReactに挑戦するのがやりやすくておすすめです。
JavaScriptフレームワークを使いこなすにはそれなりの時間がかかりますが、Angular 2やReactが使えるのであれば就職や転職で有利にもなります。
それだけ多くの場所で使われ、人材が求められているのです。
2017年になってもそれはまだ変化していないようです。
あなたの2017年が良い年になりますように!
※本稿は「Where are JavaScript frameworks going in 2017?」を翻訳・再編集したものです。