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まさにドッグファイト!悪質ドローンをロックオンして捕獲する最新のアンチ・ドローンシステム

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最新のアンチドローンシステムとは?

 

営利・非営利問わずドローン利用のさまざまな可能性が追及される一方で、その汎用性の高さゆえのリスクもしばしば指摘されています。

 

例えば、国内でも首相官邸に墜落していたドローンが見つかるというニュースがありましたが、一歩間違えればテロ利用もできることになります。また高性能カメラを搭載したドローンは、人が入れない場所の災害状況の確認に利用できる一方で、一般生活者のプライバシーを脅かす存在にもなりえます。

 

とは言うものの、現実に飛行禁止区域を飛ぶドローンやプライバシーの脅威となるドローンがいれば排除しなければなりません。しかし空中を飛行する悪質ドローンってどうやって排除すればいいのでしょうか……?

 

そんな中、株式会社 エンルートとLabRomance株式会社が悪質ドローンに対抗するアンチドローンシステムを開発したようです――その名も「捕獲用ドローン」。

 

ドローンをもってドローンを制すということですが、そのすごさは下記動画をご覧ください。
 

 
これは捕獲用ドローンが、ターゲット機体を画像処理でロックオンし自動追尾し捕獲するシステムで、捕獲用ドローンにはワイヤーが吊り下げられており、飛行中のターゲットドローンを捕獲することができるそうです。

 

実を言うと、これまでにもこうした悪質ドローンを捕獲するアンチドローンは存在しました。

 

例えば警視庁が運用している迎撃ドローンは「網」を用いてドローンを捕獲するドローンです。
 

 
これを見るとおわかりのように、株式会社 エンルートが開発した「捕獲用ドローン」のすごさは、「画像処理による自動追尾システム」にあると言えます。つまり飛行中のドローンを捕獲するのはドローンパイロットの技量が不可欠でしたが、同社の自動追尾システムを用いれば比較的用意に捕獲ができるようです。

 

 

まさに「ドローン戦争」を彷彿させるアンチドローンシステムですが、今後同社は自動離陸や待機充電などのカスタマイズ対応をするとしており、ドローン対策はさらに高度化していきそうです。

 

株式会社エンルート

http://www.enroute.co.jp

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