アメリカ、特にサンフランシスコ周辺の会社を見てみると、エンジニアに加えてデザイナーの需要が高まっている。これは見た目やUXが優れたプロダクトへの人気が上がっており、企業としてもよりユーザー目線で使いやすくニーズにあった製品を作る為に、企画段階からデザイナーを参加させる事が増えていているからであろう。それに伴いデザイナーの役割が、これまでの”見た目を美しくする”事から”ユーザー視点で最適な問題解決方法を見つけ出す”へと広がりを見せている。
このビジネスに対するデザインの重要性の高まり-デザインシフト-でデザイナーやエンジニアに求められるその役割と仕事の範囲に変化がおき始めている。恐らく10年程前と比べてみると、それぞれの仕事の範囲が多種多様に広がっているのに加えて、オーバーラップする領域も増えているだろう。
今年始めの、デザインの未来を示す15の変化で下記のような項目があった。
“デザイナーとエンジニアは2つの異なる職業とされて来た。しかし、テクノロジーが進むにつれ、エンジニアの経験やバックグラウンドを持つデザイナーは非常に重要な人材となるだろう。逆にデザイナーからエンジニアに転身する事も珍しくは無い。この2つの職業の境界線はどんどんなくなり始めている。これからは、僕はエンジニアだから…, 私はデザイナーだから… などの言い訳は出来なくなる。”
▼こちらの記事が気に入った方へ!
あなたの情報収集を加速させる【SeleQt】をフォローしてください