所有率でもWebの閲覧率でもスマホがPCをあっさりと抜き去り、いまやすっかり、暮らしの中のメインデバイスとなった感が強いスマートホンですが、PC操作に慣れているユーザーがスマホのUIに不満を感じる点はまだまだあります。その中の一つが動画UIです。
今までは、スマートフォンでの動画自動再生にはスマホアプリの導入が必須でした。音楽や動画を再生するだけなら何の問題もありませんが、いまやスマホにおける動画再生は、それだけの範疇に収まっていません。
とりわけECサイトにおいては、近年購買率をアップする施策として、商品紹介やサービス紹介に動画を取り入れる手法が国内外でも拡がりを見せてきています。
米国の動画配信プラットフォーム提供企業Indovo社が2015年に行ったリサーチの結果では、商品紹介動画を視聴したユーザーの購買率は、動画を視聴しなかったユーザーと比較して1.68倍アップすると報告されているほどです。
販促ツールとして動画を使うのであれば、商品のプロモーションをするたびに画面いっぱいを動画が占拠していたのでは面倒くさくて仕方がありませんね。またiPhoneにおける規定では、動画はその度ごとに再生ボタンを押さねば再生することができません。
そういった様々なユーザビリティの悪さを克服するサービスが登場しました。
ECサイト構築パッケージとして実績のあるecbeingに加わった、11月中旬より提供が開始される動画自動再生機能が実装できる新しいパッケージは、国内ECサービス初の動画オプションサービスです。CRIのWEB動画ミドルウェア「LiveAct® PRO」をベースにECサイトに最適化した形で提供されるecbeing動画自動再生機能では、スマホアプリなしでさまざまな形式の動画を自動再生可能となっています。
具体的には
・閲覧者の操作で商品をさまざまな角度から見せられる「インタラクティブ動画」
・商品説明と商品紹介動画を同時に見せられる「インライン動画再生」
・FLASHのような動きのある演出が作れる「HTML+動画の演出」
・動画内の商品を買い物かごに入れられる「動画内リンク」
など、単なる動画ではなく、商品のサムネイル画像に取って代わる革新的な商品の表示が可能となりました。
さらにLiveAct® PROの活用により、従来の動画フォーマットに比べて極めて小さいデータ量(単純な映像で約1/100)で実現可能です。
ぜひ、スマホからデモ用サイトをご覧ください。
■LiveAct® PROで実現する「ecbeing動画自動再生機能」の動画活用の一例
「 動画のサムネイル」
商品のサムネイル写真(静止画)を動画にして、メニューや一覧表示の段階から動きを見せることができます。動画は「自動開始」や「マウスオーバー時のみ」など再生タイミングを選べます。
スマホ用デモサイト:http://liveact.cri-mw.jp/demo/use_case/ec_apparel/index.html
「インタラクティブ動画」
通常の動画再生ではなく、マウスやスワイプ操作で動く動画にすることで、360度さまざまな角度から商品を眺められる商品画像を作ることができます。閲覧者自身が、商品を3D画像のように回転させて見る角度を自由に変えられる、インタラクティブな商品紹介が実現できます。
スマホ用デモサイト:http://liveact.cri-mw.jp/demo/use_case/rotate360/index.html
「インライン動画再生」(ページ内埋込再生)
動画を「フルスクリーン」ではなく、サイトの中の好きな場所に置く「インライン」再生ができます。商品動画を見ながら説明文テキストを読めるようなページ設計が可能です。さらに、動画再生のUI(再生ボタン/一時停止ボタン/シークバー等)は、サイトイメージに合わせたデザインに自由にカスタマイズできます(非表示も可)。
スマホ用デモサイト:http://liveact.cri-mw.jp/demo/function/playback_video/index.html
「サイトジャック動画」
HTMLコンテンツに動画を重ねて、動きのある演出を作ることができます。動きを付けることでサイトや商品を印象に残す仕掛けが手軽に実現できます。
下記は一例です。
・画面に広告が重なるサイトジャック風の演出
・季節ごとの花を散らす演出
・特定の商品が出てきたらキャラクターが登場する演出など
スマホ用デモサイト:http://liveact.cri-mw.jp/demo/use_case/beer/index.html
株式会社ecbeing:http://www.ecbeing.net/