フリマアプリはこの数年で利用者が急増し、スマートフォン一つで気軽に不用品の売買がおこなわれています。BWRITEが18歳以上の女性236人に「フリマアプリについての意識調査」を実施したところ、今の女性にとってのフリマアプリがどういう存在なのかが見えてきたのでここでご紹介します。
まず、フリマアプリを使っている割合は23.3%と、4人に1人がフリマアプリを利用していることになります。若い人ほど利用者の割合は高くなる傾向にあるようです。
利用しているサービスとして圧倒的な人気を集めるのがメルカリです。
今年中に上場も見込まれている急成長のメルカリは、どの年代にも人気で7割~8割がメルカリを利用しているとのことです。
フリマアプリをチェックする頻度のアンケートでは、ほぼ毎日チェックしている人が32.7%、週に3~4回チェックしている人が18.2%で、ヘビーユーザーの割合が多い印象です。
どのような商品が取引されているのかを確認してみると、「レディースファッション」が最も多く、続いて「小物類」「CD/DVD/本」「ベビー服・子ども服」「靴」「アクセサリー」「チケット類」という結果に。
「とにかく安く取引ができる」「スマホひとつで売れる」「実際のフリマのようにコミュニケーションがとれる」といったメリットを挙げる人が多い一方で、フリマアプリを利用する際の不満についても言及されています。
最も回答が多かったのが「取引相手の信用性やマナーの悪さ」。続いて「商品の詳細がわかりにくい」「写真と実物の違いがある」「値段交渉される」という結果になっています。
ネット取引ならではの不満が多い印象です。商品の実物を見ながら、直接相手と会話できるフリーマーケットとは違い、フリマアプリはインターネットを介しているのでどうしても認識のズレは生まれてしまいます。値段交渉をする際も、妥当な値段を持ちかけないと非常識な人間だと思われてしまうケースもあるようです。
そんな不満がありながらも、フリマアプリは社会のニーズにがっちりはまっているようで、人気は衰えそうにありません。
サービスの改善を待つのも手ですが、買う側と売る側の意識改善が心地よく使うための一番の近道かもしれません。