エンジニア・クリエイターとして仕事をしている方であれば、少なくとも一度は九州・福岡に興味を持たれたことがあるのではないでしょうか。
福岡市は、もともとアジアのゲートウェイ、黒田官兵衛と黒田家ゆかりの地としても有名ですが、近年、レベルファイブをはじめ、ヌーラボ、ケンコーコム、エニセンスなど元気で勢いのあるIT系、クリエイティブ系の企業が多数、拠点を置いている街だということでも知られるようになりました。
現在、福岡市は人口増加率が政令指定都市でトップクラス。政府の地方創生推進と国家戦略特区に選ばれていることもありビジネスパーソンにとっても魅力的な街として周知されつつあります。
スタートアップするなら福岡市、その理由とは?
そこで今回、福岡市のビジネス、特に創業面の施策について調べてみました。そして、スタートアップするなら福岡市が断然いいのでは?と筆者は思いました。
スタートアップカフェではコンシェルジュが積極的に情報提供をしてくれるようです。
また、専門家(士業)によるワンストップ開業窓口も完備しています。さらに、スタートアップで悩みの種になるのが人材。これもスタートアップカフェが出会いの場を提供してくれるといいます。
福岡市スタートアップカフェ公式サイト|福岡市創業支援拠点
http://startupcafe.jp/
2.会社設立時の登録免許税が軽減される
創業を行おうとする者又は創業した日以後5年を経過していない個人が特定創業支援事業による支援を受けていれば設立登記の際、株式会社又は合同会社の場合は資本金の0.7%の登録免許税が0.35%に、設立する会社が合名会社又は合資会社の場合は1件につき6万円の登録免許税が3万円に軽減されます。
参考:福岡市の起業創業応援サイト
http://sougyou.city.fukuoka.lg.jp/
そんななか、福岡市は新たなる施策を展開することがわかりました。
来年4月、旧大名小学校跡地に新しいスタートアップ支援施設を開設!
福岡市は、旧大名小学校跡地にインキュベート、コワーキングなどの機能を有した官民協働型のスタートアップ支援施設を4月上旬に開設する旨を発表しました。
現在、市内3ヶ所(博多・百道浜・アイランドシティ)にあるインキュベート施設を集約し民間事業者のアイデアやノウハウを活かした整備・運営を行い、スタートアップ企業の見える化、成長促進、イノベーションの創出を図っていくとしています。
また、第二創業支援やスタートアップ・既存中小企業のマッチング促進にも取り組むそうです。
現在、今泉地区にあるスタートアップカフェも旧大名小学校跡地に移設予定です。
旧大名小学校跡地ってどんなところか調べてみたら最高の立地だった!その3つの根拠!
“大名”という地名を聞いてピンときた方は、ファッションやグルメ通の方ではないかと思います。大名といえばセレクトショップやグルメ店が立ち並ぶオシャレな若者の街です。
東京でいえば下北沢、大阪でいえばアメリカ村、そんな感じだと思います。
福岡市の主要エリアである天神地区に隣接しており、ビジネスを行うにはとても恵まれた場所となっています。
1.昼休みのランチにも困らない!
旧大名小学校跡地から徒歩数分の場所には「一蘭」「一風堂」という福岡の有名店のほか「京都勝牛」など県外有名店も出店しており、和食、洋食、中華はもちろんファストフード店、コンビニエンスストアもあり充実しています。
2.福岡空港から、JR博多駅から、片道いくらで行けるのか調べたらとても安かった!
成田空港・羽田空港から東京駅まで片道900円ほど、関西空港から梅田駅までなら片道1000円は下りません。しかし、旧大名小学校跡地のある天神地区までは、福岡空港から地下鉄で片道260円、JR博多駅から地下鉄で片道200円なのですが西鉄バスを利用すれば片道100円で行けるのです。
県外から取引先を案内する際も、県外に出張する際も便利な立地なのです。
3.Apple Store・Genius Barも徒歩で行ける!
なんと、国内に数店舗しかないApple Storeが徒歩で行ける距離にあります。もちろんApple製品のハードウェアの修理に対応してくれるGenius Barも併設。要予約ですが、万が一の場合は早急な解決も夢ではないのかもしれません。
Apple 福岡天神
http://www.apple.com/jp/retail/fukuokatenjin/
最高の立地でのスタートアップ支援施設の開業、来春まで待てないくらい楽しみ!
来春オープンの新スタートアップ支援施設、どのような創業支援拠点になるのか非常に楽しみなところです。