Webデザイナーのキャリアには健康という大きなリスクが常について回ります。
どのようにその健康リスクを回避しながら、キャリアに打ち込むことにできるのでしょうか。
今回は、Webデザイナーが健康を守るために、仕事に際して特に気を配るべき点をまとめてみました。
背中を守る
母親に姿勢よく座るように言われた経験はないでしょうか。
前傾姿勢であったり、ふんぞり返ったような姿勢で椅子に座ると、背骨を守る筋肉にいびつな負担がかかってしまいます。仕事のほとんどの時間を座って過ごすので、なるべく体に負担のかからない座り方を会得する必要があります。
まっすぐ、姿勢よく座る癖をつけましょう。
そのためにはクッションなどを工夫してみても良いでしょう。
手首を守る
Webデザイナーの生命線は発想力と能率です。
手首はその仕事の能率を維持するための大切な体のパーツです。
高速にキーボードをたたき続けて手を動かし続けると、手首の腱鞘炎にもなりかねません。
高速にタイピングできなくなれば、作業能率がガクンと落ちるのは必然です。
手首を立てて、握手をするようなハンドポジションでタイピングを行うと手首にかかる負担を軽減できます。
ヴァーティカルマウスという、手首に負担をかけない形状のマウスなどの使用を検討してもよいでしょう。
運動により血行を促す
1日30分かそこらの運動をしても、他の時間をパソコンの前で座って過ごしたらあまり助けにもならないと思われるかもしれません。
ところが、その筋の研究によると、一時間につき数分の散歩などのリフレッシュだけで、一日の大半を座って過ごすことからくる健康被害を和らげられるということです。
エクササイズは必要でしょうが、立ち上がって動きまわるだけで血行は改善し、そのうえ脳に休息を与えることもできます。
マッサージ
マッサージの力を甘く見てはいけません。マッサージには筋肉をほぐし体を癒すだけではなく、リラックスする、気を休めるためのメンタル面でのケアにもつながります。
なにより、気持ちがいいです。
YouTubeなどでもマッサージのテクニックを学べるので、同僚やパートナーをつかまえて、お互いにマッサージし合うなどすればよいでしょう。
特に重点的に行うべきは背中、首、腕です。
以上、注意点を4つまとめてみました。
ただその上で注意してほしいのは、上記は経験則的なアドヴァイスであって、医学的アドヴァイスではないということです。
実際にトラブルが起こった時には、はやめに医者にかかることがおすすめです。
普段の仕事の仕方を見直すきっかけになればと思います。
(※本記事は、How to survive a career in web design, health intactを参考にしています)