「防水が魅力的」「Suicaに対応できたのは賞賛に値する」といった期待の声と、「デザインが保守的」「体験としての目新しさがない」といった失望の声の両方エンジニアから寄せられました。
先日アップルが発表したiPhone 7/iPhone 7 Plusには「イヤホン端子廃止」「Felica対応」「防水構造」などの特徴的な変更が多数ありました。そんな改変に対して、感度の高いエンジニアがどのように感じたのかを、「Fabcross for エンジニア」がエンジニア200人を対象に調査を行ったのでここでご紹介します。
iPhone 7で追加・強化されたそれぞれの機能について、肯定的な評価が多かったのは、「バッテリー駆動時間の強化」(75.5%)、「耐水・防塵仕様」(69.5%)、「FeliCaに対応」(57.5%)でした。
バッテリー時間に関しては1~2時間分の強化がされているそうです。また、「FeliCaが搭載されたのであればオサイフケータイの全サービスに対応して欲しかった。」と、Edyへの対応を望む声がみられました。
一方で否定的な評価が多かったのは、「3.5mmヘッドフォンジャックの廃止」(35.5%)、「新カラー『ジェットブラック』『ブラック』の追加」(15.0%)、「容量256GBモデルの追加」(11.5%)です。
全体的にヘッドフォンジャックの廃止は否定的な意見の方が多かったようです。「厚みが以前と変わらないのにイヤホンジャックを廃止した理由が分からない」と、痛いところを突く意見もありました。確かに、ヘッドホンジャックの廃止は厚みを減らすためではないか、と発表前は議論されていたので、厚さに関しては拍子抜けです。ちなみにiPhone7が7.1mmでiPhone7 Plusが7.3mm。これはiPhone6s / iPhone6s Plusと全く同じ厚さになっています。
購入意欲に関しての調査結果では、iPhone 7が発売されたら「絶対に買いたい」というエンジニアは7.5%、「できれば買いたい」というエンジニアは27.5%になっています。買いたくないというエンジニアは29%です。
「iPhone6と比較して大きな変化はないと思われるが、iPhone5以前からの買い替えであれば利便性の向上が大きいと思う」と、これまでの機種を比較した意見もありました。
以上がiPhone7/7 Plusに対してのエンジニアの意見です。
テクノロジーに一番近い人たちの意見が参考になれば幸いです。
▼詳しい調査データは以下から