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Core i7どころじゃない!世界よ。これが1,000コアプロセッサだ!

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最近あまりPCのスペックがどうこうという話が話題に昇ることが少なくなってきたように感じませんか?

 

もちろん個人が主に使用するデバイスがスマホにシフトしたことの影響が大きいと思いますが、そのスマホも焦点が当たるのはカメラ機能だったり、AIだったりと、端末本体のスペックとは違う面が焦点化される傾向がありますね。

 

しかし一方で、「暗号化」などの複雑な処理をPCで行う人にとってマシン性能は大きな関心事であることに変わりはありません。そしてこれがカリフォリニア大学のリサーチ・チームがそれぞれが独立して稼働する1,000コアプロセッサを開発した理由でもあります――その名も「キロ・プロセッサ」。

 

インテル社の「Corei7が~」と言ってる場合じゃありません。1,000コアです。こちらのマイクロチップを使えば、1秒に1兆7,800億もの処理を実行させることができ、大学で開発されたものの中では最速のクロック周波数(Hz)をもっているとのことです。(ちなみにCorei7の最大クロックは1秒間に40億クロックほど)

 

さらにそれぞれのプロセッサが独立して稼働し、使わないプロセッサは休止状態になるため、このマイクロチップの駆動には単三電池の電力があれば動くほど省エネ設計なんだそうです。

 

私たちの「日常使い」で用いるコアプロセッサとしては完全にオーバースペックであることだけは確かなようですが、日進月歩で発展していくコンピュータ技術。10年後には「このPCさぁ、1000コアしか積んでないんだよねー」となっているかもしれませんね……。

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