スマートフォンの普及がもたらしたものは数々ありますが、写真撮影のセンスがこれほど求められる時代になると誰が予想できたでしょうか?
「〇〇に行ってきたよ」と言うと「写真見せて!」と返ってくるこの時代、筆者のような撮影センスのかけらもない者にとってなんて生きにくい時代なんだろう――と思いきや、こんなすごい画像加工アプリがありました。
いやいや、ちょっと待ってください。
「画像加工アプリなんていくらでもあるし、なにをいまさら」なんて思ってませんか?誇張抜きで何を撮っても「名画っぽく」なるアプリがあるんです!
■PRISMA
それもそのはず、この「PRISMA」の仕組みは、実際に名画をフィルターとして使いAIによって画像と組み合わせてしまうアプリなのです。
上図の場合だと、サンプルになっている元画像(ヨットのクルーたち)は躍動感もあってすでにいい感じの画像です。でも筆者が撮った何の変哲もない画像ならどうなるのでしょうか?
例えばこんな感じの画像。
自分でも驚くほど退屈な画像ですが、「Prisma」を使うとこうなります。
それっぽくなりましたね!せっかくなのでもう一枚いきましょう!
確か海釣りに行ったときに撮った写真だと思いますが、楽しい釣りの思い出が曇り空と暗いトーンで陰鬱な雰囲気さえにじみ出ています。
この冴えない写真が……
名画っぽい!!
絵の目利きはまったくできませんが、もし誰かに「この絵は150万円です」と言われたらそんな風にも見えるんじゃないでしょうか?
もはやここまでくると「Prisma」はフィルターという枠で収まっていない気もしますが、とにかくこの威力はハンパじゃないですね!
というわけで、写真撮影に自信がある方もない方も、画像加工アプリのコレクションに「Prisma」を入れてみてはいかがでしょうか?
▼「Prisma」(iOS/無料)