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ロボット業界のカオスマップ(2016Q3版)発表!私たちとロボットの共存はすでに始まっていた!

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筆者も含め、一般の人々にとって「ロボット」と言われると、つい二足歩行するヒト型ロボットで、家庭生活を一緒に送ったり、時には戦闘する姿をイメージしてしまいがちですが、「ロボット」の意味を調べてみると、

 

1.電気・磁気などを動力源とし、精巧な機械装置によって人間に似た動作をする人形。人造人間。

 

  • 目的の作業・操作をコンピューターの制御で自動的に行う機械や装置。人間の姿に似るものに限らない。自動機械。「産業―」

 

(goo辞書より抜粋)

 

となっており、「2」の意味まで含めるとかなり広範な意味をもつことがわかります。

 

さてそんな中、ロボットビジネスを専門に行う「ロボットスタート株式会社」から国内コミュニケーションロボット業界を俯瞰する業界マップ(カオスマップ)の最新版が公表されました。(上図)

 

ちなみにこのコミュニケーションロボットの定義は、「産業用ロボット以外のサービスロボットの中から、会話や触れ合いによって人とコミュニケーションを取ることができるロボットをコミュニケーションロボット」だそうです。

 

▼【カオスマップダウンロードページ】(アカウント登録有り)

https://robo-lib.com/repositories/summary/105

 

上図を見ると、すでにロボット産業には数多くの国内企業が参入していることがわかりますが「音声認識」から「ロボット関連メディア」まで下記の32分類があるようです。

 

Costume(衣装)、Education(教育)、Manufacturing(製造)、Fund(ファンド)、Projector(プロジェクター)、Servomotor(サーボモーター)、Design(デザイン)、Voice Recognition(音声認識)、Voice Synthesis(音声合成)、Facial Recognition(顔認識)、Microphone(マイク)、Machine Learning(機械学習)、Cloud Service(クラウドサービス)、Conversation Engine(対話エンジン)、Transration Engine(翻訳エンジン)、OS/Middleware(OS/ミドルウェア)、SDK(SDK)、Robot Hardware(ロボット)、Application Developer(アプリ開発者)、CMS(CMS)、Application Market(アプリマーケット)、Service(サービス)、Consulting(コンサルティング)、Distributer(販売代理店)、 Group(グループ)、LAB(研究所)Shop(ショップ)、Rental(レンタル)、Research(調査)、Event(イベント)、 Media(メディア)、Space(スペース)

またロボットスタート株式会社によると、

 

「海外のクラウドファンディング経由でロボットがさらに販売されるようになり、また国内外問わず、大手メーカーからもロボットが新たに発表されるなど、以前にも増して業界の盛り上がりを感じる」

 

とのことで、ロボットそのものだけでなくその周辺サービスも拡充していってる傾向があるそうです。

 

掃除機ロボットから接客ロボットまで。私たちとロボットの共存は思っている以上に進んでいるようです。

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