さくらインターネットは、「さくらのIoT Platform」のグローバル展開のため、香港に子会社「櫻花移動電信有限公司」を設立。さらに、「さくらのIoT Platform」に海外でも接続可能な「さくらの通信モジュール」を2017年度中に提供すると発表しました。
櫻花移動電信有限公司は、世界中のIoTスタートアップやIoT事業を展開するメーカーに向けた「さくらのIoT Platform」の拡販をサポート。さくらインターネットと協力して、海外接続に必要な規格やライセンスの取得を実施するということです。
さくらのIoT Platformとは?
さくらのIoT Platformは、モノとネットワークでデータを送受信するための通信環境や、データの保存や処理に必要なシステムを一体で提供するIoTのプラットフォームで、現在、本格運用に向けてベータ版を運用中です。
IoT事業を展開したい事業者は、利用したい製品に「さくらの通信モジュール」を組み込むことで、安全にデータセンターに接続できます。通信方式は複数の中から選ぶことができます。
また、海外対応の「さくらの通信モジュール」を利用すれば、海外向けの新たなシステムや製品の開発も不要となり、IoTサービスや製品の利用範囲を簡単に海外へ拡大できるようになります。
【参考】さくらのIoT Platform
https://iot.sakura.ad.jp/