マスコミ報道された時やインフルエンサーに紹介された時、また自主的にPRキャンペーンを行った時など、コーポレートサイトやWebサービスは突発的なトラフィック増により、異常に表示が重くなったり、最悪の場合サーバーダウンしてしまうことがあります。
こうなるとせっかくのビジネスチャンスを逃してしまうことにもなりかねませんので、特に広報・広告戦略が活発な企業、Webサービスオーナーが「平時のトラフィック」だけをスタンダードとして考えるのは、安全ではないかもしれませんね。
そんな中「さくらインターネット株式会社」が「さくらのクラウド」の新オプションサービスとして「ウェブアクセラレータ」を開発、本日7月28日から9月30日がオープンβテスト期間に設定されており、無償で同サービスが利用できます。
(※正式なサービスは10月1日開始で、有償化)
この「ウェブアクセラレータ」ですが、仕組みはカスタマー側のオリジンサーバから必要なファイルだけをキャッシュサーバにキャッシュします。閲覧者にはこのキャッシュサーバにキャッシュされたファイルを送信するので、オリジンサーバに負荷をかけず安定した高速配信が可能になるとのこと。(※上図参照)
■「ウェブアクセラレータ」オープンβ」の仕様・機能
配信可能なコンテンツ 制限なし
対応プロトコル HTTP、HTTPS(HTTP/2対応)
キャッシュファイルサイズ制限 1ファイルあたり、200MiB
最大キャッシュ保持期間 7日
また同サービスへの登録は「さくらのクラウド」のコントロールパネルから行えるので、緊急時にも特に煩わしい手続きなどを経ず、サービス利用できますね。
Webサービスの開発者の方や、サーバエンジニア、トラフィックが多い企業のクライアントをもつエンジニアの方は、一度チェックされてみてはいかがでしょうか?
■「ウェブアクセラレータ」オープンβの詳細はこちら
http://cloud.sakura.ad.jp/specification/option/#option-content05