「すわりっぱなしは健康に悪い」と、よく言われますよね。でも、「座り方」も大事という一冊が出版されました。
タイトルは、『肩こり・腰痛が消えて仕事がはかどる 究極の座り方』。この本では、現代人の不調は「座り方」にあるということを明らかにし、座り姿勢はそもそも人間に負荷が大きいものである上に、座わってパソコンやスマートフォンなどを使えば一層姿勢が崩れ、さらに負荷が増大していくと説明しています。
最終章では、椅子の選び方やパソコンの位置、補助具はどんなものを使用すればよいかなど、具体的な指南も盛り込まれています。長時間座ってパソコンを使うことが多い仕事で、少しでも体調を維持するために、オフィスに一冊置いてみてはいかがでしょうか?
座り方から生まれる症状とは?
肩こり、腰痛、頭痛、首の痛み、背中のはりなどに悩む現代人は少なくありません。厚生労働省の「平成25年国民生活基礎調査」では、男性で最も多かったのが、腰痛(92・2)。女性では肩の痛み(125・0)でした。ちなみに、2番目に多かったのが、男性は肩こり(60・2)、女性は腰痛(118・2)でした。
この本では、これらの原因も座り方にあると説きます。さらには、ストレートネックによる首の痛みやこり、椎間板ヘルニア、足のむくみなど症状は多岐に及びます。
間違った座り方とは?
本の中では、間違った座り方としてよくある「ねこ背座り」「スフィンクス座り」「背中座り」「チョコン座り」などについて、何がよくないのか、どのように修正していくとよいか、さらには、既にゆがんでしまった身体はどう正していけばよいかなどを、実践的に解説しています。
『肩こり・腰痛が消えて仕事がはかどる 究極の座り方』
第1章 その痛み・不調の原因は座り方にあった!
第2章 「究極の座り方」理論編
第3章 「究極の座り方」実践編
第4章 「悪い座り方」でゆがんだ身体を元に戻す!
第5章 「悪い座り方」を予防するコツ
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