これまで、デジタルクリエイティブの評価と言えば、クリック率やコンバージョンなどの指標が中心でした。しかし、現在はFacebookや運用系のディスプレイ広告、オウンドコンテンツなどで、アルゴリズムの変化や自動最適化機能、レコメンドエンジンなどの影響を受けて、コンテンツごとのリーチや表示回数に大きな差異が生じてしまい、従来の評価では正しいコンテンツ判断ができなくなっています。
このような課題を解決するため、電通アイソバーが開発したのが、デジタルコンテンツの客観的な評価指数がわかるというサービス「THE SIGMA METHOD」。Facebook投稿、バナー広告、オウンドメディアなどのコンテンツを、外部要因などの影響を受けることなく評価できます。
A/Bテストを行うことなくコンテンツ評価が可能
「THE SIGMA METHOD」ではリーチ規模を一定数の単位で分割して、リーチ・表示回数別の投稿反応の平均値を算出。リーチ別の平均値を基準として、ばらつきをもとにユーザーのアクションをスコアリングして、クイックなコンテンツ評価を実現します。A/Bテストを行うことなく、良いコンテンツを見つけることができます。
自社のデジタル施策の何が「良い」コンテンツなのかを定義し、その「良さ」を客観的に評価できる軸が明示されるため、実施施策のより深いインサイトとともに、PDCAサイクルへの活用、より効果的なデジタルマーケティングの戦略立案に活用することができます。
ダッシュボードも開発中
「THE SIGMA METHOD」によるクイックでわかりやすい改善施策を可視化して提示できるよう、現在、ダッシュボードの開発も進行中。2017年の3月頃には正式公開される予定だということです。
サービスの詳細情報は以下のページで