今回は芸術の都、オーストリアの都市ウィーンに行ってきたので、いくつか写真をまじえてレポートします。
ウィーンはモーツァルトの育った町として有名です。昔はベートーベンも好んで住んでいて、あの有名なオペラ座があったり、世界一の音楽の都と言っても過言ではありません。街中ではストリートミュージシャンがハーモニカを吹いていたり、アコーディオンを奏でていたり、音楽に触れない日が一日もない旅になりました。
画家としてはクリムトが特に有名で、街の至る所でクリムトの魅力的な絵が見られます。
グスタフ・クリムト『接吻』(Wikipediaより)
馬が走っていたり、黄色いポストがあったりと、日本とはまた違ったクリエイティビティに出会えました。
昔ながらの街並みに心を奪われる一方で現代芸術も多く発見しました。
例えばウィーン大学に寄ってみたのですが、キャンパスの窓にびっしり木の板が敷き詰められています。日本でいうところの「すだれ」みたいな感覚なのでしょうか、それともただの装飾なのでしょうか。オレンジと黄色の校舎と木の色合いがとてもマッチしていました。
また、別の校舎を覗いてみると、全体が木で作られたような茶色のキャンパスが。近くまで行って壁を触ってみると、なんと全て鉄板なのです。濃淡さまざまな色の鉄板を装飾として使うことで独特な美しさを醸し出していました。
それでは最後にダイジェストでウィーン旅行を振り返ってみます。
美しい街の中には落書きも多く見られ、人間らしさを感じる瞬間でもありました。
オーストリア名物のシュニッツェル(カツレツ)はジューシーでおいしい。
実はウィンナーコーヒーはウィーンで生まれたものなのです。
土曜日の朝は早朝から開催されているフリーマーケットでアンティーク探し。
夜の9時でこの明るさです。この時期は10時になってやっと日が沈みます。
最後に
オーストリアはとても治安のいい街でした。昼食時には小学生くらいの子が一人で町を歩いていたことからも日本のような治安なのかな、と個人的には思ったりもしました。
町の規模は小さく、ほとんど歩いて回れるようなコンパクトさなので、観光にはうってつけです。
クラシックコンサートに行くもいいですし、無数にある美術館巡りをするのもいいですね。
決して敷居が高すぎる場所でもないので、また行ってみたいと思えるような町でした。