頻繁なアップデートを重ねているWebブラウザ『Vivaldi(ヴィヴァルディ)』が、バージョン1.18をリリース。
今回のアップデートでは閲覧履歴機能が改善され、一部で話題になっています。
インターネットエクスプローラーやChromeなど、ブラウザには様々ありますが、観覧履歴の機能はどのブラウザにおいても重宝します。
よく、あとから見ようと思ったサイトをブラウザタブなどに残していたりするケースがありますが、Vivaldiを使えば、そのような煩雑な管理は不要になります。
閲覧履歴を上司のようにチェックしてくれる
人間の行動にはパターンが存在し、それは人によっても変わってきます。
Webブラウジングという行動においても事情は変わりません。
Vivaldiは、そんな人間の傾向を理解して、視覚的にわかりやすい閲覧統計を提供してくれます。
FacebookやPinterestなどサイト名別に日、週、月ごとの統計を取り、可視化してくれるのです。
自分の傾向を知るという事は効率性の面でも非常に重要なことです。
Vivaldiは、あたかもあなたをマネジメントする上司のように行動を管理してくれるのです。
閲覧履歴検索の改善
人間の記憶は非常にあいまいで、情報は煩雑に記憶されています。しかし、ITの力を使えば、理路整然と情報をまとめて、長い間記憶しておくことができます。
Vivaldiはそこに目をつけて、観覧履歴検索の機能を改善させました。
カレンダー上に訪問したサイトを表示させており、ひとめで自分の行動が把握できるのです。
さらに、その上をクリックすると、ページ毎の訪問について、より詳細な情報を見ることが出来ます。
コンテクストサーチ
どのWebサイトでどのような情報を調べたかなどは、従来のブラウザーでは閲覧履歴には残りません。
Vivaldiは、ノート機能という画期的な機能を新しくリリースしたのです。
ノート機能とは、ドラッグ・アンド・セーブできる優れた機能で、閲覧中のページの文字や文章をノートに記憶させることが出来ます。
この機能の利点は、履歴におけるそのページやサイトのURLを、自分にとって何の情報源になっており、どんなコンテクストで閲覧したかが一目でわかるようになるところです。
加えて、そのノートを検索することが出来ます。
比較的大きめのテーマについての知識をインターネットでリサーチする場合など、似たような大量の情報に出くわすことになり、管理は困難になります。
そこでノート機能を使って要点を記録しておけば、リサーチの結果をスマートにまとめることができ、さらに詳細を見たくなったらそのURL先にジャンプすればよいので、管理が格段に簡単になるのです。
いかがでしたか?
その他にも、ウィンドウのオート・アップデイト機能についてのオプションや、ハイバーネイト・タブをグレースケールで表示するオプション、翻訳機能の改善など、様々なアップデイトが見られます。
さらに進化したVivaldiブラウザの無料ダウンロードは、以下より。
Vivaldi(ヴィヴァルディ)サービスサイト
(※本記事は、Vivaldi Reinvents Browser Historyを翻訳・再構成したものです)