以前にも「ますますWEB業界向きに!?プロ志向のブラウザ「Vivaldi」が1.4にアップデート!」としてご紹介したVivaldiが1.5にアップデートされました!
照明の色を制御できるという世界初の機能以外に、タブのよりきめ細やかな管理、長文を読むときに最適なリーダーモードボタンの追加、メモ機能の充実など、WEB制作に役立つ機能の使い勝手も大きく向上しています。
照明の色を制御できる世界初のブラウザ
Vivaldi1.5は、スマートIoT照明「Philips Hue」と連携しています。設定によって照明ブラウザとの接続を行うと、利用者の現実の環境の色とウェブの世界の色が同期。まるでVivaldiブラウザのUIのように、部屋の照明の色がウェブサイトに連動して変わります。その様子は、以下の動画でを見ることができます。
WEB制作する人にうれしい、その他のアップデートも
■タブ、タブスタックの自由な移動
今回のアップデートでは「照明の制御」がメインにアピールされていますが、個人的に、地味に役立つかなと思のがこれ!WEB制作の仕事では、どうしても多くのタブを開くことが多くないですか?タブやウィンドウの整理って大変ですよね。
Vivaldi1.5では、タブ単体や複数のタブを1つのフォルダのようにまとめた「タブスタック」をいくつかまとめてドラッグして引っ張り出すことで、新しいウィンドウを作ることができるようになりました。もちろん、別ウィンドウ間のタブ移動もドラッグだけで簡単に行えます!
■ニュースなどが読みやすい!リーダーモードを切替可能に
コンテンツの読みやすさに関する機能も、改善!アドレスバーにリーダーモードを切り替えるボタンを追加することで、リーダービューへの切り替えがより簡単になりました。リーダービューでは、記事のメインコンテンツのみが読みやすい大きさで表示されます。
■メモへの自動スクリーンショットを自動添付
サイドパネル内のメモ機能も改善されています。Vivaldiではウェブページ内のテキストを選択してメモを追加することができるようになっていますが、今回、メモに自動的にそのページのスクリーンショットが添付されるようになりました(設定でオフにすることも可能)。
■Vivaldi ブラウザのダウンロード
以下から無料ダウンロードできます。
※Windows 版は、差分のみをダウンロードして、アップデート可能になっています。
今後にも期待!
ヴィヴァルディ テクノロジーズのCEO、Jon von Tetzchner氏は、プレスリリースで「ブラウザをよりインテリジェントにすることで新しい体験やサービスを提供し、ユーザーのネット体験をさらにクリエイティブで楽しいものにしたい。そのために、新しいアイデアを追求していきたい」と話しています。
ちなみに筆者は以前、Vivaldi1.4を紹介したのをきかっけに、他のブラウザとの併用でVivaldiを使っています。まだまだ発展途上だとは思いますが、「インテリジェント」という言葉が似合う、使って気持ちのいいブラウザだと思います。特にタブのコントロールは優秀だなと思っていましたが、その管理がより細かく行えるようになったので、活用して行きたいと思います。
参考:前回の紹介記事