人工知能といっても数々ありますが、その中でも各界から注目を浴びるのは「顔認識技術」ではないでしょうか?
人工知能によって顔認識が行えるということは、例えば道行く人の顔を認識して、その人物のSNSプロフィールを瞬時に返すということが可能になります。さすがにここまで行くとやや近未来SF的なハイパー管理社会のイメージと重なってしまいますが、あくまで「モノと技術は使うよう」。これが「防犯カメラ」として使われたとき、こんな威力を発揮するようです。
パリ在住のDamien氏が自宅に設置していたのは、人間の脳の構造を参考にしたという画期的な顔認識アルゴリズムを持つ新世代の室内セキュリティカメラ 「Welcome™(ウェルカム)」。このガジェットのすごさは下の動画でご確認いただけます。
Damien氏によれば、
「顔認識技術により、スマートフォンに正確でタイムリーなアラートが届いたので、見知らぬ人間が家にいることがわかりました。すぐに何者かが家に侵入したに違いないと思い、警察に通報しました。警察は家に急行して直ちにその人物を窃盗の容疑で現行犯逮捕してくれました」
とのことで、この顔認識技術の正確さもうかがえます。
ちなみにこのNetatmo社の「Welcome」は日本でも正規代理店によってamazon等で販売されており、その参考価格は「29,800円」。
小さなお子さんがいる家庭はもちろん、日本では1人暮らしをしている高齢者の家庭などでも活用が考えられ、これまでの防犯カメラの常識を覆しそうです。
いずれにしても、ガジェット好きの心をくすぐる製品であることは間違いありません。
■Netatmo社公式ホームページ