特にインバウンド(訪日観光客)需要の文脈で、日本の公共のWiFi環境の少なさが指摘されていますが、一方でフリーのWiFi環境に繋ごうとするとユーザー側が負わなければならない労力コストも小さくありません。
その労力コストとは、法律でユーザー登録やメールアドレス認証が義務付けられているがための「認証」にかかるコスト、設置場所を探すコスト、回線速度の遅さを我慢しなければならないコスト、セキュリティのコスト、など様々なコストがかかってしまいます。
しかしこうした問題を簡単に解決してくれるスマホアプリが、プロモーションなしに、リリースからたった2か月で100万ダウンロードを突破する人気ぶりを見せているようです。
『タウンWiFi』(iOS/Android)株式会社WiFiシェア
現状でもWiFiスポットの検索サービスや、認証を簡易化するアプリもリリースされていますが、接続のたびにアプリを起動させて操作が求められるなど、アプリの仕様として手間のかかるインターフェイスが主流でした。
ですがこちらの『タウンWiFi』は、一度認証登録さえしてしまえば次回から自動で「認証&接続」をしてくれる画期的なアプリです。
そのわずらわしい認証登録も同アプリでは、
こちらのインターフェイスから簡単に「事前認証」を登録しておくことができます。実際に同アプリで認証登録をやってみましたが、1つのWiFiスポットの登録に10秒もかかりませんでした。
これだけでそのWiFiスポットに近づけば、アプリを立ち上げることなく自動でWiFiに接続してくれるようになります。
また面白いのは、
その月のWiFi率を診断できる機能があり、MVNOやデータ量が少ないプランで通信制限が気になる方は嬉しいですね。
今後2017年8月までに 3,000万ダウンロードを目指し、WiFiが抱える全ての問題(WiFi数の少なさ、設置場所の不明さ、接続の煩雑さ、速度の遅さ、セキュリティの弱さ)を解決&世界中のWiFiスポットに自動接続の実現を目指すという同アプリですが、フリーWiFiを使い倒したい方は一度お使いになってみてはいかがでしょうか?