Windows 10のインサイダービルド(150002)はこれまで見てきた中でも最大のアップデートの1つと言えます。さらに数ヶ月後にはクリエイターズアップデートが控えています。アップデートの目玉はなんと言ってもブルーライトフィルターでしょう。
ブルーライトフィルターが備わっていると、ブルーライトがなくなり、睡眠に支障が起きません。ブルーライトは睡眠を妨害するものです。
画面の色温度を自動的に調整するようにWindowsに任せることも、時間指定することも、オンとオフの切り替えを手動で実行することもできます。
デフォルトでは、Settingsを開き、Systemをタップし、さらにDisplayをタップしてオプションを開きますが、Settingsを開きNotifications & actionsから設定すれば、通知ペインのクイックアクションショートカットにこのオプションを追加できます。
このアップデートにより、アプリを別途入手しインストールする必要なく、たくさんのユーザーがぐっすり眠れるようになります。ただし、最新のWindowsインサイダーのビルドの場合に限り適用されます。加えて、おそらくクリエイターズアップデートにもこの機能は装備されます。
そして、他にもたくさんの機能や変更点があります。注目すべき機能や変更点を以下に紹介します。
- ・ Surface Dialやウィールアクセサリの設定部が備わり、異なるアプリの機能をカスタマイズできるようになった。
- ・ 以前からあったブルースクリーン・オブ・デスはウィンドウズインサイダーズ専用のグリーンスクリーン・オブ・デスとなった。
- ・ アップデートは最大で35日間保留でき、innsaida-appude-to ドライバーアプデートを使って別途インストールが可能になった。
- ・ CTRL + Shift + Bを押せばピンイン絵文字パネルを利用できるようになった。
- ・ Microsoft EdgeにはTab Previewボタンがあり、開いているタブの中身が見られるようになった。
- ・ タブに後でアクセスできるようにタブを置いておくことができるようになった。
- ・ アプリをよりスムーズにリサイズできるようになり、レガシーアプリは高DPIサポートを得られる。
- ・ Win + Shift + Sでアクティベートできるネイティブスクリーンショットツールが備わった。
- ・ Start Menuのタイルをフォルダに格納できるようになった。
- ・ Settingsメニューから直接、画面解像度を修正できるようになった。
他にも新しい機能はたくさんあります。実際に使いながら、いろいろと試してみましょう。
※本稿は「Windows 10 gets a blue light filter, emoji shortcut, and more in huge Insider update」を翻訳・再編集したものです