Webデザイナーにとって「バナー」は中華料理人の「チャーハン」だと言っても過言ではありません――「作るのはとっても簡単、でも作る人によって結果の違いが大きい」という意味において。
自身のデザインは結果がしっかり出せるデザインなのか、ただの自己満足でしかないのか?そのわかりやすい試金石となる「バナー広告」だけにしっかりとそのポイントを押さえておきたいところです。そこで本稿ではそんな「結果が残せる」バナー制作のコツを10点ご紹介します。
「結果が残せる」バナー制作10のコツ
1.できるだけシンプルに
長文をバナーに載せる必要はありません。文字が小さくなり、読みたくないと思う人が出てきます。31%の広告はちゃんと読まれていないのです。
2.クリエイティブな画像
興味深く、独特な画像を使いましょう。平均的なインターネットユーザーは、ひと月に約1,707のバナー広告を目にします。
3.適切なカラー
Webページに対して目立つカラーを使うことで、より注意を引き、ブランド化され、クリックされやすくなります。
4.フォントの選別
バナー広告は平均クリック率がたったの約0.8%ほどしかありません。読みにくいフォントを使っていないか?など確認しましょう。
5.一つの製品に対して一つのバナー広告
インターネットユーザーがバナー広告を見る時間は平均してたった9.31秒です。複数のメッセージや製品をバナーに含むことは避けましょう。
6.「動かす」コピー
ユーザーがバナー広告に対して何か感じたり、影響されるような文章にしましょう。
7.適切なバナー広告サイズ
最も効果的なバナー広告のサイズは以下のサイズです。
”728×90の大きい長方形”
”300×250の中サイズの長方形”
”300×600のリーダーボード”
”302×50の長方形”
8.面白いバナー
もし面白いバナーであれば、友人に教えるというユーザーが19%います。
9.現実的な期待値
バナー広告は、ビジネスを勢いづけたり多くの人々に訴えることのできるものである一方、クリック率は平均0.8%です。目的に対して適切な指標を用いましょう。
10.新しいデザインへのアップデート
同じバナー広告を目にし続けると、人々は飽きてきてしまいます。そしてバナー広告を見慣れてくると、素通りするようになります。複数のメッセージをローテーションで使ったり、バナー広告に基づいたテーマを作ったり、その時点で発生しているイベントに関連付けたりしましょう。クリエイティブさと関係性を持ち続けましょう!
(※本稿は「INFOGRAPHIC: 10 Tips for Awesome Banner Ad Design to Get Clicks & Results 」を翻訳・再編集したものです)