私は最近99% Invisible:珍道具において素晴らしいアートの形態を学びました。
99%Invisibleのブログ投稿によると、珍道具は「特定の問題を解決するための日常的なガジェットの発明アートであるが、現実では大変使い勝手の悪いものである」そうなのです。
珍道具は1990年代初頭に日本人発明家の川上賢司によって考えられ、川上氏とその他の発明家によって何百もの珍道具が作られました。
珍道具は基本的にはソーラーパワーを利用したフラッシュライトから靴の傘まで広範囲の物理的な発明です。しかし、この珍道具の考えを用いてデジタルの世界で何か発明するとしたらどうでしょうか。このことに関して挑戦してみることにしました。
珍道具10の教義
ここにアートフォームに関する10個の教義があります。
1. 珍道具は現実にはつかうことができない
2. 珍道具は存在しなくてはいけない
3. 全ての珍道具における本質は無秩序なものである
4. 珍道具は日々の生活の道具である
5. 珍道具は売り物ではない
6. ユーモアは珍道具を作るための唯一の道具ではない
7. 珍道具はプロパガンダではない
8. 珍道具は決してタブーではない
9. 珍道具は特許を取ることができない
10. 珍道具は偏見なしに作られる
確かに、この二つ目の教義には反しますが、プロトタイプの精神において、私はローファイのモックアップを作りました。
できた作品
素早いメール処理装置
メールボックスに溜まるたくさんのニュースレター、家族メール、仕事のメールは、ホーリーグレイルというメールボックスにたどり着きます。この発明は、全てのメールをいったん預かりますが好きな頻度で5通のメールのみをあなたに届けます。どのメールが緊急性があるかだって?そんなことは知りません。全てを見ないかもしれないし、それでもあなたのメールボックスはきれいに整理されるでしょう。
お気に入りソングのマッシュアップ
一日は短いですが、曲は長いです。どうやったらお気に入りの歌を効率よくできる限り聞くことができるでしょうか。応えは、効率よい長さにその曲をカットしてしまうことです。この発明は、お気に入りの歌のお気に入りの場所で毎回いいねして、カットして好きな曲だけマッシュアップするのです。時間がなくても10秒ずつ好きな曲をすべて聞くことだって可能です。
ワンタッチフード配達サービス
この発明は本当に1タッチで地方のレストランから注文することを可能としてくれます。支払って住所をセットした後、全てのオーダーが1タッチで確定されます。1タッチだけしてください。そうすれば私たちがメニューを選んでクレジットカードにできるだけ早くチャージします。あなたはオーダーする時間を削減でき、何かしらを受け取ることができるでしょう。
珍道具作りは発想の練習
この珍道具の発想は予期せぬ挑戦と試行錯誤をさせてくれました。目的は現実には使えそうにない、しかし完璧に使えないわけではないものをデザインすることでした。私はその矛盾しているような考えに頭を悩ませました。そしてたった数分のブレインストーミングでたくさんの面白いアイデアを生み出すことができました。
あなた自身、またはチームとして珍道具を考えることはとても面白い価値のある発想を作る練習になります。より多くのアイデアを生み出すために教義を調節してみましょう。またはあなたの既に考えている何かについて珍道具の発想を付け加えてみるのもいいかもしれません。
たくさんの珍道具はたったわずかな過程を付け加えるだけで実際に使える商品になります。
珍道具の発想を使った発明方法についてどう思ったでしょうか?この発想を使ってクリエイティブなアイデアを生み出す練習をしてみましょう!