「無料でHTMLテンプレートをダウンロードして、コーディングの手間をかけずにWebサイトを作りたい」という方に向けて、2026年6月時点でも実際に配布が続いている無料HTMLテンプレート配布サイトを厳選してご紹介します。かつてはDreamweaver用テンプレートが主流でしたが、現在はDreamweaverを使わなくてもそのまま編集できる、レスポンシブ対応のHTML5/CSS3テンプレートが豊富にそろっています。商用利用の可否やライセンスのポイントもあわせて解説しますので、用途に合った一式がきっと見つかるはずです。
無料HTMLテンプレートとは
無料HTMLテンプレートとは、HTMLとCSS(多くはJavaScriptやBootstrapも含む)であらかじめデザインとレイアウトが組まれた、そのまま使えるWebサイトの雛形です。テキストや画像を差し替えるだけで、ポートフォリオ・ブログ・ビジネスサイト・ランディングページなどを短時間で形にできます。
プログラミングの知識が浅くても、エディタでファイルを開いて文章と画像を置き換えれば公開できる手軽さが最大の魅力です。デザインがすでに用意されているため、Webサイト制作で最も時間のかかるレイアウト設計を省略でき、コンテンツづくりに集中できます。
かつてはAdobe Dreamweaver専用のテンプレート(.dwt形式)が広く使われていましたが、現在主流の無料テンプレートはほぼすべてが標準的なHTML/CSSで作られています。そのため、Dreamweaverに限らず、Visual Studio Code・サクラエディタ・メモ帳など、お好きなテキストエディタで編集できます。
無料HTMLテンプレートを選ぶときのポイント
レスポンシブ対応かどうか
スマートフォンからのアクセスが多数を占める現在、PC・タブレット・スマホで自動的に表示が最適化される「レスポンシブデザイン」対応は必須条件と言えます。配布サイトの多くは対応をうたっていますが、プレビューを実際にスマホで開いて確認しておくと安心です。
ライセンスと商用利用の可否
無料テンプレートの多くはクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスや独自ライセンスで配布されています。商用利用が可能か、クレジット表記(提供元へのリンク)が必要かは配布サイトごとに異なります。仕事や収益化を目的に使う場合は、ダウンロード前に必ずライセンス条項を確認してください。条件は時期により変わることがあるため、最新の内容は各公式サイトでご確認ください。
用途との相性
ポートフォリオ向き・ブログ向き・企業サイト向き・1ページ完結型(ランディングページ)など、テンプレートには得意な用途があります。デザインの好みだけでなく、掲載したいコンテンツ量やページ構成に合うものを選ぶと、あとからの調整が楽になります。
無料HTMLテンプレートが手に入る配布サイト
ここからは、2026年6月時点で配布が続いていることを確認した、代表的な無料HTMLテンプレート配布サイトを紹介します。いずれも会員登録なしでダウンロードできるものが中心ですが、ライセンス条件は変わる可能性があるため、利用前に各サイトで最新情報を確認してください。
| 配布サイト | 特徴 | こんな人に |
|---|---|---|
| TemplateMo | 620点以上の無料HTML/CSSテンプレート。会員登録不要 | とにかく数から選びたい人 |
| HTML5 UP | ミニマルで洗練されたデザイン。CCライセンス | シンプルで上質な見た目を求める人 |
| Tooplate | 80点以上。スタートアップ・小規模事業向けが充実 | ビジネス・SaaSサイトを作りたい人 |
| Colorlib | Bootstrap 5ベースのモダンなテンプレート多数 | ランディングページを作りたい人 |
| freedreamweavertemplates.org | Dreamweaver名義だが標準HTML/CSSで編集可 | 従来のDreamweaver向け資産を探す人 |
TemplateMo
TemplateMoは、620点以上の無料HTML/CSSテンプレートを会員登録なしで配布している老舗サイトです。レスポンシブ対応のBootstrapレイアウトや、純粋なCSSで組まれたデザインが幅広くそろっており、ポートフォリオ・ビジネス・ブログなど用途別に探せます。今回紹介する旧版テンプレートのうちNature・Fantasy・Urbanic・Smoothy・Concept・SonicもこのTemplateMoが提供元です。
HTML5 UP
HTML5 UPは、デザイナー@ajlkn氏による、ミニマルで完成度の高いレスポンシブHTML5+CSS3テンプレートを配布しています。テンプレートはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY 3.0)で公開されており、フッターのクレジット表記を残すことを条件に無料で利用できます。EditorialやMassivelyなど、そのまま使っても見栄えのするデザインが人気です。
Tooplate
Tooplateは、80点以上の無料HTMLテンプレートを配布するサイトです。スタートアップ・SaaS・小規模ビジネス向けの、クリーンでカスタマイズしやすいデザインが充実しており、個人利用にも商用にも対応しています。
Colorlib
Colorlibは、Bootstrap 5ベースのモダンな無料テンプレートを多数公開しています。ランディングページや軽量なWebサイトに向いたデザインが多く、デザイン性の高い1ページ完結型を探している場合に便利です。
freedreamweavertemplates.org
freedreamweavertemplates.orgは、2026年6月時点でも稼働している無料テンプレート配布サイトです。「Dreamweaver」を冠していますが、配布されているのはHTML5/CSSベースのレスポンシブテンプレートで、Dreamweaverがなくても任意のエディタで編集できます。今回紹介する旧版テンプレートのうちSpatialやTransitなどはこのサイトの提供です。
2018年版で紹介していたおすすめテンプレート
参考として、本記事の旧版で紹介していたテンプレートの一部を、デザインの方向性ごとに振り返ります。下記のリンク先は配布サイトの仕様変更により内容が変わっている場合があります。最新の配布状況は各公式サイトでご確認ください。
Spatial
すべてを最小限に抑えたシンプルなデザインのテンプレートです。背景写真の変更をはじめ、細かなカスタマイズにも対応しています。
Transit
シンプルでスッキリとしたレイアウトが特徴です。カスタマイズ機能も備えており、整った印象のWebサイトに仕上がります。
Iridium
必要な要素を最小限にとどめつつ、カスタマイズツールが充実したレスポンシブテンプレートです。ポートフォリオ・デザイン・ファッション・ブログなど、幅広い用途に使えます。
Nature
左側にメニューを配置した、比較的シンプルなレスポンシブテンプレートです。TemplateMoが提供しており、カスタマイズ性にも優れています。
Concept
さまざまな種類のページがそろった、ページ数の多いサイト向けのテンプレートです。シンプルなデザインに多彩なページレイアウトが含まれています。
無料HTMLテンプレートの基本的な使い方
無料HTMLテンプレートを使う流れは、おおむね次のとおりです。
1. ダウンロードして展開する
配布サイトからZIPファイルをダウンロードし、解凍します。多くの場合、index.htmlやCSS・画像のフォルダがまとまった構成になっています。
2. テキストと画像を差し替える
テキストエディタでHTMLファイルを開き、見出しや本文を自分のコンテンツに書き換えます。画像はフォルダ内のファイルを同じ名前で差し替えるか、ファイル名を指定し直して入れ替えます。
3. ブラウザで確認する
編集後はindex.htmlをブラウザで開き、表示崩れがないか、リンクが正しく動くかを確認します。スマートフォン表示もあわせてチェックしておくと安心です。
4. サーバーにアップロードして公開する
問題がなければ、レンタルサーバーなどにファイル一式をアップロードして公開します。ライセンスでクレジット表記が求められている場合は、フッターのリンクを残したまま運用してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料HTMLテンプレートは商用利用できますか?
A. テンプレートやサイトによって異なります。多くはクリエイティブ・コモンズや独自ライセンスで商用利用を認めていますが、クレジット表記が必要な場合もあります。利用前に各配布サイトのライセンス条項を必ず確認してください。条件は時期により変わることがあります。
Q. Dreamweaverを持っていなくても使えますか?
A. はい。現在配布されている無料HTMLテンプレートのほとんどは標準的なHTML/CSSで作られているため、Visual Studio Codeなどの無料エディタやメモ帳でも編集できます。Dreamweaverは必須ではありません。
Q. テンプレートのデザインを自由に変更できますか?
A. CSSファイルを編集すれば、色・フォント・レイアウトなどを変更できます。HTMLとCSSの基礎知識があるとより自由にカスタマイズできますが、テキストと画像の差し替えだけでも十分に活用できます。
Q. 旧版で紹介していたDreamweaver用テンプレートはまだ使えますか?
A. freedreamweavertemplates.orgやTemplateMoは2026年6月時点でも稼働を確認しています。ただし配布サイトの仕様変更により、個々のテンプレートの内容やURLが変わっている場合があります。最新の配布状況は各公式サイトでご確認ください。
まとめ
無料HTMLテンプレートを使えば、プログラミングに不慣れでも、レスポンシブ対応のWebサイトを短時間で形にできます。2026年6月時点では、TemplateMo・HTML5 UP・Tooplate・Colorlib・freedreamweavertemplates.orgなど、信頼できる配布サイトが現役で運営されています。
選ぶ際は、レスポンシブ対応・ライセンス(商用利用の可否やクレジット表記)・用途との相性の3点を確認するのがポイントです。かつてDreamweaver専用とされていたテンプレートも、今は任意のエディタで扱えるものがほとんどです。気になるサイトのプレビューを見比べて、あなたの目的にぴったりの一式を見つけてください。













