コンタクトページは、ユーザーとサイト運営者をつなぐ架け橋です。それほどまでに重要なページを、適当に作っていてはもったいありません。しっかりと考えてデザインすれば、コンタクトページが商品の購入や登録につながるのです。今回は、コンタクトページ製作のベストプラクティスを紹介します。
フォーム以外のオプションを提供する
個人的なことですが、フォームは大嫌いです。サイト運営者を身近に感じられませんし、フォームを入力していても、おそらく大した返事はもらえないのだろうと考えてしまいます。さらに、信頼できるかどうかもわからない人々にメールアドレスを知らせることになるのです。
もちろん、ここまで行くと私の気にしすぎなのですが、メールアドレスについては慎重に処理するべきです。サイトでメールアドレスを使ったのがきっかけでスパムが増えた、という話もよく聞かれます。
コンタクトページでは、できるだけ多くの手段で連絡が取れるようにしましょう。メール、フォーム、電話番号、ソーシャルメディア、実際の住所など、連絡手段は多いに越したことはありません。人により、好む連絡手段は異なります。フォームが好きな人もいれば、電話で実際に話したい人もいます。そうした好みに対応できるようにしましょう。
フォームは最小限に
もし連絡用にフォームを設置する場合、必要最低限のことだけを入力してもらうようにしてください。フォームの目的は、会話を始めるのに必要な情報を得ることです。他の情報は、後からいくらでも手に入れられます。
必要なければ、電話番号などを入力させないようにしてください。フォームが増えるほど、コンバージョン率は低下します。フォームを減らしたことでコンバージョンが50%増加した例もあります。人は、フォーム入力に時間を使いたくないのです。
いいコピーを書く
コンタクトページはポエムを書く場所ではありません。コピーは端的にまとめ、ユーザーの行動につながるよう意識して作りましょう。CTAとも関連させ、潜在的な顧客たちがどういったメリットを得られるのかを紹介してください。
フレンドリーに
フォームを記入して送信ボタンを押しても、うまくいったかどうかわからない、という経験はありませんか?送信が成功したら、必ずその旨を表示し、感謝を述べましょう。返信までの時間の目安を表示すると、ユーザーの安心感が高まります。フォームの情報を使ってメッセージをパーソナライズすると、もっとフレンドリーになります。「○○さん、ありがとうございます!24時間以内に返信いたします」といったようにできれば最高です。
最後に、一番大切なこと
当然のことではありますが、必ず全てが動作するかを確かめましょう。記載した情報に間違いはありませんか?表示したリンクはちゃんと動作しますか?入力されたメールアドレスや電話番号に不備があった時、対応できますか?こうした部分への配慮で、得られる信頼が大きく変わります。コンタクトページを公開する前に、必ず確認してください。
※本記事はThe Essentials of Crafting a Killer ”Contact” Page on WordPressを翻訳・再構成したものです。