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【SEO対策でUXを犠牲にすると…損をするかも!】良質なUXとSEO対策を両立する方法

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読了時間 : 約1分46秒

私はスタートアップ企業で製品デザイナーをしていますが、毎週のようにあるジレンマに直面します。それは「UXを犠牲にしてSEOを優先した方がいいのか」ということです。よりアクセスを集められそうなSEOを優先したくなる気持ちはわかります。しかし、そのためにUXを犠牲にするのは間違った判断なのです。詳しく解説します。

 

 

検索エンジンの仕組みを知る

この問題を語るには、やはり検索エンジンの仕組みを知っている方がいいでしょう。基本システムは、クロウラーがウェブページを巡回して情報を収集し、検索できるようインデックスにまとめるというものです。現在のGoogleは、検索ワードに対する関連性がより高く、ナビゲーションしやすいサイトを上位に表示しています。

 

 

 

成功のカギは良質なコンテンツ

Googleは、ユーザーにとって価値のある、独自のコンテンツを作るよう言っています。そのためには、次の2つのことを心がけましょう。

 

  1. 1.コンテンツを盗まないこと

よそのサイトからコピーしたコンテンツを、Googleは判別します。そして検索結果のトップに表示する価値がないと判断し、リンクを下位に追いやってしまうのです。

 

 

  1. 2.キーワードでページを埋めないこと

とにかくキーワードを並べただけのページは、人間にとって読みづらいものです。クロウラーはだませても、人間はだませません。最初のうちは検索結果の上位に表示されるかもしれませんが、ユーザーのバウンス率が高いことをGoogleが検知すると、すぐにランキングは下げられてしまいます。

 

 

 

信頼性はリンクで決まる

サイトの信頼性は、リンク先のサイトによって決まります。簡単にアクセスが稼げるとうたうリンク構築ツールもありますが、そうしたサービスを信用してはいけません。信頼性の低いサイトへのリンクは、あなたのサイトの信頼性を落とすことにつながります。

 

 

 

スピードと互換性も重要

Googleはおそらく、サイトの表示スピードとブラウザの互換性も考慮しています。モバイルからのアクセスが急増している現代では、サイトのスピードアップは以前より重要です。またW3Cのルールにのっとった実装ができれば、Googleのランキングにもいい影響を与えるでしょう。あらゆる端末で正しく表示されることを、必ず検証しましょう。

 

 

 

まとめ

UXはGoogleに影響します。それも、私たちが思っている以上に、です。結局は人間にとって使いやすく、求められるコンテンツを提供することが、成果を出す近道なのです。小手先のSEOだけでは、一時しのぎに終わってしまうでしょう。SEOのためにUXを犠牲にしても、効果はありません。

 

 

 

 

 

※本記事はWhy ditching UX for SEO is a bad strategyを翻訳・再構成したものです。

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