ジャストシステムが、『企業のスマートフォン対応に関する実態調査【2016年冬版】』を実施。その結果を発表しました。
この調査は、事前調査で職種が企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査、クリエイターと回答した20~50代の男女573名を対象にしたもの。その結果の主なポイントをご紹介します。
■Googleの「モバイルファーストインデックス」の認知度は、4割以上
企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査、クリエイターといった企業のWebに関わる職種の人のうち、2016年11月にGoogleより発表された「モバイルファーストインデックス」について、合計すると43.8%が認知していました。
・知っており、注目している 23.7%、
・知っているが、それほど注目はしていない 20.1%
■Googleの「AMP」認知者のうち、約8割が対応に前向き
モバイルWebサイトの高速化を行う「AMP(Accelerated Mobile Pages)」について、合計すると41.5%が認知していました。
・知っており、注目している 20.5%
・知っているが、それほど注目はしていない 21.0%
認知している担当者のうち、「既にAMPに対応している」と答えた担当者は44.1%、「対応する予定」と答えた担当者は33.2%で、あわせて77.3%がAMP対応に前向きな姿勢であることがわかりました。
■モバイル対応済みサイトの6割以上がコンバージョン増加
Webサイトの表示をスマートフォン向けに最適化し、1年経った後のコンバージョン数(購入や資料請求など)の変化について聞いたところ、合計で65.4%の担当者が「増えた」と回答しました。
・増えた 32.3%
・やや増えた 33.1%
■スマートフォンからのアクセス数:モバイル対応後、7割以上が増加
Webサイトの表示をスマートフォン向けに最適化し、1年経った後のアクセス数は、あわせて71.6%の担当者が「増えた」と答えました。
・増えた増えた 42.1%
・やや増えた 29.5%
■スマートフォンに対する広告出稿予算:約4割が「増やす予定」
現在実施しているスマートフォン向けの広告出稿として最も多く挙がった施策は以下のようになっています。
・Facebook広告 17.8%
・アドネットワーク 17.0%
また、スマートフォンに出稿している担当者のうち、「今後広告予算を増やす予定」は37.5%、「変えない予定」は41.8%でした。
より詳細な調査結果レポートは、以下で無料でダウンロード提供されます。
Marketing Research Camp