コンテンツマーケティングが一般化し、多くのメディアが乱立気味なのが今。次の一手として、ユーザーに合ったコンテンツを勧めるという手法が、マーケティングオートメーションなどの手法と共に注目されつつあります。そんなタイミングで、エキサイトが人工知能(AI)搭載レコメンドエンジンの外部提供を開始しました。
提供するのは、自社で開発した人工知能(AI)搭載レコメンドエンジン「wisteria(ウィステリア)」。2015年からエキサイトニュース、ウーマンエキサイに導入、運用してきた成果を踏まえ、このエンジンの外部への他媒体向けのサービスを開始することにしたものです。
wisteria(ウィステリア)の概要
wisteriaは、ユーザーが過去に閲覧したコンテンツ、および推薦対象となるコンテンツを、自然言語処理の技術で解析し、ユーザーと推薦対象コンテンツのテキスト属性を決定します。またテキスト解析のみならず、デモグラフィックデータを用いて、それぞれの基本属性を推定。これらの解析結果を元に、ユーザーとコンテンツとの関連度を計算し、そのユーザーに最も合ったコンテンツを推薦します。
wisteria(ウィステリア)の特徴
- ユーザー回遊性の向上
wisteriaは、ユーザーが閲覧した記事をリアルタイムで自動的に解析・学習することによって、より興味を引きクリックしやすいコンテンツを選んで、一人ひとりにあわせて表示。また、利便性を重視し、ユーザーが利用しやすいデザインを提案します。エキサイトでは導入前と比較すると回遊性が約1.5倍に向上したということです。
- メディア収益性の向上
レコメンドエンジンと広告をセットで提供。レコメンドされたコンテンツの間に広告を設置することで、収益性を向上させます。また、ユーザーの興味関心にあった広告をシームレスに表示することで、ユーザーのストレスを軽減します。
- ワンタグで簡単実装
サイトにあったデザインの調整は全てエキサイト側で実施。Wisteriaを導入するサイト側は1タグを設置するだけで簡単に実装できます。
関心がある方は、以下の問い合わせ窓口まで。
wisteria(ウィステリア)
http://www.excite.co.jp/guide/wisteria/
問合せ窓口 エキサイト株式会社 ADマネジメント部 E-mail: adnetwork@excite.jp