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ゲーミフィケーションをアプリに組み込むときの法則【UXデザイナーが重視すべきこととは…】

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ゲーミフィケーションというバズワードはここ数年よく聞かれていましたが、最近のUXデザインではあまり重視されなくなってしまいました。それでも、ゲーミフィケーションの基礎部分はデザイナーにとって検討する価値のあるものです。今回はゲーミフィケーションをアプリに組み込むのに必要な、5つの法則を紹介します。

 

 

法則1:体験はユーザーとともに進化する

製品には複数の体験が詰まっています。普通ゲームでは、まずチュートリアルをこなし、数日から数週間かけて簡単なミッションから難しいものへとステップアップしていきます。同様に、アプリに慣れたユーザーはしばしば複雑な使い方をしています。ライフサイクルに合わせてユーザーの扱いを変え、各ライフサイクル向けに体験や機能を構築しましょう。

 

 

法則2:核となるループを特定する

あなたのアプリが作り出そうとしているユーザーの振る舞いは何でしょう?核となる行動を起こすようユーザーを動機づけ、進歩を感じられるよう報酬を与えましょう。実はこの動機づけと報酬のサイクルがゲーミフィケーションの中心なのです。

 

 

法則3:リソースを制限する

ユーザーはより賢くなりたくて仕方ありません。行動やリソースを制限すると、彼らは体験を最大化しようと試みます。多くのモバイルゲームでは通貨やリソースが制限されており、これをどう使うかユーザーに考えさせることで自立心や達成感を与えることができます。

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法則4:所有の満足を植え付ける

どんなゲームであっても、プレイヤーは自分好みに何かを仕上げられると、製品全体をより好きになってくれます。ゲーム内でのカスタマイズや投資を行わせると、競合製品への乗り換えコストは高くなります。ユーザーが好むものを与えれば、製品にいっそう愛着を持ってくれるでしょう。アバター機能などでクリエイティビティを刺激すると効果的です。

 

 

法則5:ソーシャルを組み込む

アプリを最も頻繁に使ってくれるユーザーにとって、ソーシャル機能は非常に重要です。ただ共有機能を組み込むだけでなく、ソーシャルをアプリの一部としてしまうのです。たとえばクラッシュ・オブ・クランというゲームは、戦略の構築やライバルとの競争の過程においてクランと強く結びついています。MyFitnessPalのようなゲームでないアプリも、世界中のユーザーとランニングのタイムなどを競争する要素を組み込んでいます。

 

 

 

部屋の掃除やジムでの運動など、何かを習慣づけるのはなかなか大変です。しかしこういった分野でこそゲーミフィケーションが活躍します。動機づけと報酬のサイクルは、2017年においても重要であり続けているのです。

 

 

 

 

※本記事は、Gamification in 2017: Top 5 Key Principlesを翻訳・再構成したものです。

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