質の高いプレゼンテーションが見られるTEDはきっとご存知でしょう。
普通では作らないようなインターフェースから、ウェブトレンド、ウェアラブルまで、TEDはウェブデザイナーにとっても刺激をもらえる場所です。今回はそんな刺激的でインスピレーションをもらえるTEDトークをご紹介します。
・マシュー・カーター / タイプフェイスと私の人生
タイプフェイスは至るところにあります。しかし身近にあるフォントやタイプフェイスがどうやって生まれたのかを知る人はあまりいません。タイプフェイス界では伝説の人となったマシュー・カーターが、テクノロジーの進化とタイプフェイスが受けた影響を語ってくれます。
・トニー・ファデル / デザインの最初の秘訣は、気づくこと
iPodやNestサーモスタットのクリエイターであるトニー・ファデルがデザイナー最大の敵「慣れ」取り組みます。身近なものから普段全く意識しないものまで、様々な例を通して、気づくことでより優れたデザインを作ることができると教えてくれます。
・ドン・ノーマン / 良いデザインがあなたを幸せする3つの方法
UXの父であるドン・ノーマンはウェブデザインと人間心理について研究を続けています。これは2003年に行われたプレゼンですが、今もあらゆる点で刺激的です。彼は、デザインは機能的なだけでは不十分であり、そこにユーザーを喜ばせる「美しさ」が必要だと語ります。
・セルゲイ・ブリン / なぜGoogleグラスなのか?
Googleの共同創業者であるセルゲイ・ブリンが2013年にこのプレゼンを行った時、観客はGoogleグラスに大いに沸きました。製品自体は彼の望んだ結果は出せませんでしたが、今でも将来的には人間とコンピューターはウェアラブルでつながるようになると考えられています。ブリンはこのトークで、スマホを一日中見つめる以外に人間がコンピューターとつながる方法が必要だと主張します。そしてそれを、デザイナーが手助けすることができるというのです。
・ゼ・フランク / ウェブの遊び場
ウェブはつながりで出来ています。しかし私たちがオンラインで構築する関係は本当に意味のあるものなのでしょうか?フランクは、「深く参加」できるツールに投資することで深いつながりを生み出すことができると考えています。ウェブを通じてつながる方法を検討しながら、デジタル時代の人間同士の意味あるつながりについて語ります。
プレゼンを見て何かを作りたくなってきたのではないでしょうか?刺激をもらったら、さっそく始めてみましょう。
※本記事は、10 Inspirational & Insightful TED Talks for Web Designersを翻訳・再構成したものです。