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【ランディングページデザインをマーケティングの視点から】マルチチャンネルマーケティングのためのランディングページの作り方!

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読了時間 : 約2分58秒

Webサイトにおいてランディングページが持つ重要性については、論を俟ちません。

ランディングページの役割は、マーケターの意図する目的をみたすアクションへの呼びかけに応じてもらえるように、訪問者を説得することです。

本記事では、ランディングページのデザインにおいて留意すべき点をまとめてみました。

 

 

1.ランディングページの目的をはっきりさせる

 

ランディングページをつくる目的や、ユーザに何をしてほしいのかを絞り込んで明確にしておきましょう。あれもこれもと思ってしまうとユーザは混乱しますし、ページ全体がまとまりません。メッセージはシンプルにして一貫性を持たせるように意識してください。

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2.価値命題を見極める

 

マーケティングはターゲット層の欲しいものを提供するプロセスで、いかに自分の目標や目的を達成していくかが求められます。これはランディングページでも同じことで、ユーザがコンテンツからメッセージをくみ取っていく過程で、アクションにつなげられるというのが理想です。

コピーを書くときは、自分たちが相手に何を提供できるのかを明記しましょう。ユーザが何をすればどんなメリットを享受できるのか、簡潔かつ印象的に伝わるよう箇条書きでのせるのがおすすめです。そして何より、こうしたユーザへの約束が、アクションを取ることによってのみ実現できることを印象付けましょう。

 

 

3.1つのエレメントを2つずつ作る

 

デザインやコピーライティングには客観的な指標があるわけではないので、人によって何がより良いものに感じられるかは変わります。そのためランディングページの作成ではテスティングが非常に重要になってきます。

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ランディングページの最適化では主に2つのテスティング方法があります。A/Bテスティングではランディングページのエレメントをひとつだけ変えて、どちらが良いか比べる方法です。一方マルチバリエートテストでは、どちらのエレメントの組み合わせが良いかを比べる方法です。

 

 

4.アバブ・ザ・フォールドを考える

 

ランディングページでは、ヘッドラインや重要な画像などのエレメントをアバブ・ザ・フォールドに持ってくる必要があります。このページに見る価値があるのかを、ユーザがスクロールせずとも感覚的に判断する材料がランディングページのアバブ・ザ・フォールドだからです。

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ユーザによって使うデバイスが異なるため、必然的にフォールドの位置は変わってきますが、大まかな予測を立てることは可能です(例えば、一般的なデスクトップデバイスでは1600×900が平均的な値です)。スマートフォンやタブレットにも対応したい場合は、モバイルデバイスとの親和性の高いものに代えるか、デバイスに合ったサイズにスケールダウンするレスポンシブなデザインにする必要があります。

 

 

5.基本的なSEOを適用する

 

検索エンジンがランディングページにユーザを誘導してくれるよう、タイトルやヘッダーのタグ、画像テキストや本文といった重要なエレメントにはキーザードを意識して入れましょう。サイト内外のリンクをつけておくのも有効的です。検索エンジンに頼る気がなくても、ランディングページのURLがSNSで共有された際にタグがあると目立つので、十分役立ってくれます。SEOエレメントをしっかり意識すれば、ちょっとしたことでページの閲覧者を増やすことが可能です。

 

 

6.モバイルにも対応する

 

モバイルウェブは参入障壁の低い巨大マーケットなので、早期に参入すれば大きな利益が得られる見込みです。ランディングページをモバイルにも対応させておいて、より多くのユーザに見てもらえるようにしましょう。

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7.不必要なリンクを取り除く

 

ランディングページに貼ってあるリンクはいわば出口のようなものなので、ユーザが出ていったまま戻ってこない…なんてこともあり得ます。CTAボタンをつくってユーザのアクションを促したり、カンバセーションを促進したりする方が有効的です。決してリンクが悪いわけではありませんが、余計なものは取り除いた方が無難でしょう。

 

 

8.社会的証明を入れる

 

集団心理を応用してランディングページに社会的証明を入れると、カンバセーションを促進してユーザにある程度の安心感を与えてアクションにつなげることができます。必須というわけではありませんが、受賞歴や口コミなどをサイドバーやページの下の方に載せて上手く活用すると効果的です。

 

 

9.何でもトラッキングして分析

 

どれだけ素敵なランディングページができても、改善の余地はあります。Google Analyticsなどのツールでデータを分析してみましょう。

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ユーザの行動をより深く理解するだけでなく、ページの何を改善すべきかというフィードバックにもなりますよ。

 

 

※本記事は、Optimizing Landing Pages for Multichannel Marketingを翻訳・再構成したものです。

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